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7.02.2021

Nū Hou Hālau

 【 Lā Ho‘omana‘o – ① 】

来たる7月7日(水)に、Hālau Hula Kalākauaは創立24周年を迎える。
1997年の7月7日、突然東京から1本の電話が入った。
Uncleからの電話だった。“エコ、Uncleは今から沖縄行きの便に乗るから、迎えにおいで!!”との事だった。

1990年の2月14日(その日はValentine's Dayだった)にたった1日、沖縄に立ち寄ったUncleと出会い、彼がだれなのかも知らぬまま、彼の弾くUkuleleでHulaを踊ったら、見染められて2週間後にはHawai'i島のKonaのUncleの家で、お稽古がスタートしていた。(話は長〜いので割愛!!)

私はSurf Shopを経営していたので、Surf Tripとか仕入れのためと言ってHawai'iへ。
そしてUncleの元へ日参、夢中になってHulaを学んだ。個人指導であった。
その間何度も“どうぞ、沖縄にも遊びにいらして下さい"と言っても、全くその気のない返事をするばかりだったので、突然の電話に驚いたが、とても嬉しくって織姫の私はいそいそと彦星のUncleをお迎えするため、一路空港へと車を走らせるのでした。だって七夕の夜の事ですもの!!

沖縄の私の家に到着したら、Uncleは私に言った。
"エコ、Hālauを開こう。Hālauの名前は君の名前(私のSurf ShopはKalākauaという名だったので、Uncleは私の事をKalākauaと呼んでいた。<Hawai'i Five Oのコノみたいだネ>)でHālau Hula O Kalākaua。(最初はOが入っていたが、それだと白人みたいだからOを取ろうとUncleが言い、その次の年からは現在のHālau Hula Kalākauaになった。)
Hālau Colorは二人の誕生石のアメジストカラーで、紫にしようと決めて下さった。
Hālauの誕生である。Uncleはその事をすぐにHawai'iに報告したのだった。

正直私は自信がなかったが、この日以来Uncleは足繁く来沖して私の指導にあたり、PoliやHaumāna達を直接指導して下さった。
私がHawai'iへ勉強に行く回数より、Uncleが沖縄で指導して下さる回数が多くなった。
3ヵ月に一度はUncleが1〜2週間、私の家で寝泊りし、Hulaの指導の他にKiのLei MakingやHaumānaを供なって近所に買い物に行き、シチューを作ってくれたりもしたものだった。

(仲程長治氏撮影)

 

Uncleの指導の元、2000年の12月13日に私はKumuの称号を頂き、PoliはUncleのHālauをŪnikiしてAlaka'iとなった。

それからHawai'iの本場での大会の出場権を得、2001年にKing David Kalakauaを初めとして、World Invitational Hula Festival、Kūpuna Hula Festivalから招待状が届くようになったのであった。


 

さて話はとんで、2007年、県からの依頼でHawai'iよりHokule'a号が糸満に到着する際、 HulaでCeremonyをとり行って欲しいとの事。
私は船を迎える儀式など全く知らなかったので、すぐにUncleに電話を入れたが“ドイツに出張中”との事だったので、オアフ島の他のKumuに電話を入れても"そういう事はした事がない"という返事ばかり。
結局はUncleが教えて下さった事をすべて思いおこし、自分なりのCeremonyを仕立てた。

いよいよ当日、水平線上にくっきりとHokule'a号が見えてきた時、私はPoliにPūを吹くようにとの合図を出した。

PoliのPūの音が響き渡ったと同時に、Hokule'a号からも返礼のPūの音が届いた。
私もPoliも、その音を聞きながら号泣してしまった。
感動したのと、このCeremonyのあり方に間ちがいはないと思ってホッとしたのだった。

 

子供達も総動員で踊ってもらった。 


Hokule'a号が黒潮に乗り沖縄に到着。2007年4月25日。



Hokule'a号のHakaを踊るクルー達。



Hokule’a号の船長Nainoa Thompson氏。
私達はクルー全員にLeiをプレゼントした。


私達の子供達とNainoa氏。

 

私はこのHokule'a号のCeremonyの事を、World Invitational Hual Festivalの大会委員長のPaulieさんに電話で報告すると、彼女は"それをレポートして送ってちょうだい。大会のパンフレットにのせるから"とおっしゃった。
そうして書いた手記をHaumānaのトモコ教授が英文に翻訳して下さり、2007年の大会パンフレットに掲載される事になったのだった。


☆この場をかりて、トモコ教授に厚く感謝したいと思います。
 トモコ教授はHālau在籍17年目になりました。
 Mahalo ia 'oe, e Tomoko i kou kokua nui!!


さて、ここで話をUncleに戻します。
1997年にHālauを立ちあげ、私達を指導して下さったUncleが、2004年頃から体調を悪くし、とうとう入院されたとの電話をもらった時私は、すぐに最初に入院したQueen's Hospitalへ駆けつけました。

WaikiKiにHotelをとり2週間彼のつきそいをし、お医者さんが"来週にはHiloの病院に転院出来る"というのを聞いて帰沖。
そして9月のKūpuna大会に出場した後、出場したHaumānaを引きつれ、Hiloの病院に見舞いに行ったり、その後も出来るだけHawai'iにUncleを見舞うために通いました。

Hokule'a号を迎え、そして見送って安堵していた6月24日。
またしてもUncleからの電話が入る。
どうしたのかな、体調がすぐれないのかしらと思っていたら、"今、沖縄にいて、今日はコンベンションセンターで10時から仕事が入っているから、すぐに来い!!コンベンションの受付でUncleに呼ばれていると言って入って来い!!”との事である。

Uncleの用件は突然である、いつでも。

コンベンションセンターに行くとステージ上のUncleにLeiがかかっていないのを見た私は、すぐにHaumānaにTelを入れた。
Leiを作って持って来て!!お昼の12時までには、Haumāna達がLeiを持って集って来た。
Uncleは私達からのLeiをもらって上きげんだった。
そしてコンベンションでの仕事が終わった5時に、Ohana達の待つHālauに向かうべく、私の車にUncleを乗せた。
夜だというのにたくさんのOhanaが集ってくれた。
"E Komo mai Uncle!!"

 

Haumāna達からのたくさんのLeiに、超ゴキゲンなUncle。


 
私はHālauに向う車中、UncleにHokule'a号のCeremonyの事や、Hālauを移動した事等々、近況報告をした。
そしてHokule'a号の副船長のChadd Jr.さんから習ったHaKaを、その時いたHaumāna全員に教えてあったので、早速そのHakaを自慢気に披露するKeiki達、Uncleも嬉しそうにそれを見つめるのだった。


 HālauのOhana達と一緒に!!
まさかこれがUncleの最後の来沖、そしてHālauへの来訪になるとは思ってもみなかった。
(後ろにあるHawaiian QuiltはUncleが体調を悪くしてから作り始めたもので、Ohana全員がUncleが元気になるよう、心を込めてひと針を縫って製作中の物だ)


 続きはまた来週。to be continued!!

 

 【 Hālau now 】

花の妖精が相変らず美しい花を活けかえてくれています。
ヘリコニア、ロストラタ(通称Hanging Lobster claw)は、ハワイに導入された最初のヘリコニアという。
Haumana達が、興味深く見入っています。



Hāla'iの巨大なハワイアンガーデンから持ってくるのです!!
Hāla'iも在籍17年目です!!
Mahalo nō e Hāla'ikealoha!!



自粛中でHālauはお休みしていますが、毎週Leiを作っては持ってくるKickです。
今日は太い太いPuakalaunu Leiを、Uncleに届けに来てくれました。
Mahalo nō e Kick!!




 

●Donationーミミユキさんが日焼け止めクリーム(サンゴにやさしい)と日焼け後のケアローション。そして手作りの可愛いいコースターをDonationして下さいました。
安価で売ってますので是非買ってネ。売上金はすべてOhana会に入金されます。
ミミユキさんに感謝致します!!




 
●またしてもミチエさんから大量のマスクのDonationです。
Hālauには常に置いてありますから、汚れたら遠慮なく取り替えて下さい。
ミチエさんに感謝致します。


●Hō'ikeのRoyal Courtで活躍してくれるTYが、転勤でSeattleに行っちゃう!!
Hawai'iへの旅行でも運転手をかって出てくれて本当にありがとう!!
元気で行って2年後に元気で帰ってきて下さい!!
シュークリーム持参であいさつに来て下さいました。
“ E Malama Pono TY!!”


 

●サヤカさんとシンちゃんがパパイヤ 持ってきた!!
ママは好きでもパパはイヤって!!


●ミッキィーが"お菓子食べようぜ〜”って!!


●”大人のポッキィ〜だヨ〜ン”とイクコさん。


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Kau ka maka.

(The eyes rest upon〔him or her〕.
A longing to see a certain person or
to possess a certain thing.

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