【 Online授業ー② 】
Pō‘alima, ‘Ehā, Pepeluali.
沖縄県教育庁文化財課「令和3年度グローバル・リーダー海外短期研修事業」の「沖縄県高校生芸術文化国際交流プログラム 郷土芸能部門」という、県内で郷土芸能に取り組む高校生を米国ハワイ州へ短期派遣するプログラムが、今年度は新型コロナウィルス感染症の影響によりハワイ派遣を断念し、代替案として「守る、残す、つなぐ」を実践しているHālau Hula Kalākauaに伝統のハワイアンフラのOnlineでの授業の依頼がきた。
今週は先週の続きを報告致しましょう。
Pm 5:00
Hula Kahiko（古典フラ）
すべての演目に解説を先に述べ、Hulaを見てもらうとその所作の意味をより理解出来るのではないかと考え、プログラムを進めました。
Hālau Hula Kalākauaの‘Opio（高校生）の登場。
ソルナ、マカナ、Mikaya、Mylaの4人。
Leipo‘oにKukuiのLeiとKukuiの Kūpe‘e、4人とも学校を下校して急いで駆けつけてくれました。
●"He Moku Ka Ula" 木の棒の楽器、Kalā‘auを使って、Noho Style。（座って踊る事）
●Mele Oli（歌）も、歌いながら踊ります。
●続いてはKilauea火山に住むPeleのHula”Pu‘u‘oni‘oni”、”‘ili‘ili"と呼ばれる小石を打ちならして踊ります。
‘Opio達の体のしなやかさは格別！！
●男性の踊りでHula Umaumaという胸を楽器がわりに打ちならし（本来ならばMalo＜ふんどし＞だけで裸の胸を叩いて踊りますが、今回は感染対策でドアは開け放し、5台の大型扇風機が回る寒い室内なので、シャツを着ています。）、Noho Styleで自分達で歌い踊ります。
"Honolulu Au"
●Hula Noho（座って踊るHula）の後はHula ‘Olapa、立って踊ります。
‘uli‘uliを使って踊るHulaはHula ‘uli‘uli、LanakilaとKeolaが踊っているのは"Ano‘ai"。
王様を歓迎する踊りなので、にこやかな笑顔で踊ります。。
●モニターには真剣にHulaを見てくれる、高校生の顔。
楽しんで聞いて見てくれるといいなぁ〜。
●ここでPahuとPūniuの楽器の説明。
●そしてこれらの楽器を用いてPoliがSoloで踊ったのは、古いHulaで"Kau Lī Lua”。
●”E Ho‘i Ke Aloha I Ni‘ihau"
この踊りは地理的描写を体で表現している。
ハワイ人の智恵と独創性に感心させられるHulaだ。
●”Ka‘iulani"
低い体勢やOheloと呼ばれる要トレーニングのステップが出てくるHula。
それでも王女様の踊りなので、エレガントにこなします。
●Kamaha‘oとPoliの勇壮なHula"Maika‘i Ke Anu O Waimea”。
● ”Lili‘u"
●”Kawika"
KaneとWahineのスタイルのちがう事を見てもらいました。
今週はHula Kahikoを見ていただきましたが、来週はHula ‘Auanaです。
文字を持たなかったハワイアンの知恵でOliやHulaで歴史、伝説こんな事があったあんな事があった、こういう王様がいた等、様々な事が伝承されてきました。
私は師匠George Na‘opeが私に教えてくれたHulaをHaumānaに伝えていきたいのですが、あまりにたくさんの事を習ったので、それらのすべてを伝えるにはまだまだ時間が必要なのと、Haumānaがそれらの事を学ぶにはそれなりのレベルが必要だからです。
私のHaumānaが師匠のHulaを理解し、Hulaを愛しレベルアップしてくれる事をひたすら望んで、私自身も師匠より伝承された美しいHulaという宝物を、もっともっと磨いて次世代に伝えられるよう精進してまいります。
George Na‘opeはハワイの宝物Hulaを残すために、ハワイより遠く離れた沖縄に持ってきたのです。
今回の高校生達も沖縄の伝統芸能を大切に守り伝える使命を持っている生徒達なので、もっともっとその意識を高めていって欲しいなぁと思っています。
来週も乞う御期待下さい！！ to be continued！！
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I ola no ke kino i ka mā‘ona o ka ‘ōpū.
（The body enjoys health
when the stomach
is well filled.）
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