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11.23.2018

Nū Hou Hālau

【大会遠征ツアーリポート⑧】

TYのドライブでノースショアーのなつかしいサーフスポットのあちこちに行き、すっかりノスタルジックな気分にひたっていた私の耳に入ってきた声は、“あ〜雨!!どしゃぶり!!がっかり!!”。フロントガラスの雨をはじくワイパーが忙しく動いていたのだった。皆のがっかりしている気分を変えるため、Chantを教えることにした。“E ho‘opau i ka ua” (To stop the rain.)、“雨よ止め”というChantだ。皆は必死になって覚えようと何度も復唱した。するとどうでしょう。P.C.C(ポリネシアン カルチャーセンター)に着く頃には、あんなに激しく降っていた雨がぴたっと止み、青空が広がり始めたのです。皆のChantが通じたのです!!言霊(コトダマ)ってすごい力を持っているのです。(唱えた皆は実感したはず!!)

●今回TYが運転してくれた、15人全員が乗れる大型車。


いよいよP.C.Cに入場します。右側にレイを持って立っている方が、我々のガイドをして下さる日本からの留学生で、P.C.Cを運営しているブリガムヤング大学ハワイ校で学びながら、こうしてガイドの仕事もしています。


ガイドの彼が説明してくれた、“シャカサイン”の話がおもしろかったので、皆にもシェアーしましょう。この銅像の男性が右手を挙げて“シャカサイン”をしています。このシャカサインは、彼から始ったそうです。彼は仕事中に人さし指・中指・薬指を事故で失ったそうです。その後、彼は友人達に手をふると親指と小指が立っていて、中の3本は折りまげているように見え、それがクールだという事で皆が真似をするようになったのですって!!おもしろいね!!


途中、スラッキーギターを弾く、銅像もあったよ!!


ハワイ村、トンガ村、サモア村、アオテアロア村、フィジー村、タヒチ村というポリネシアンの村々に別れていて、それぞれの文化を見ることが出来ます。



最初に行ったのがサモア村、挨拶は“タロファ” サモア流の火起こしに挑戦!!皆、一生懸命に木をすりあわせていたけど、煙さえ出せなくって残念!!ちょっとサバイバルは無理だネ!!



ココナッツジュースを飲んで満足そうなオランウータンを発見、と思いきやPoliでした!!失礼!!


次はアオテアロア村。あいさつは“キアオラ”


カポラカウというスティック(カラーアウよりちょっと長い棒)を使って遊ぶゲーム。さすが我がOhana達はリズム感が良いから、すぐにマスターしていました!!


次はフィジー、あいさつは“ブラヴィナカ”
女の人もタトゥーをしていたらしい。


我々もインスタントタトゥーをしてもらいました。“どう?”
普段に出来ない事をするのも旅の楽しみ!!


お次は園内ラグーン上を流れるカヌーの上で繰り広げられる 、ポリネシアン ダンス ショーを楽しみました。



我々もカヌーに乗って次の村へ。カヌーからながめる村々も美しい。



さてタヒチでは、“イオラナ”でごあいさつ。
皆でタヒチアンダンスに挑戦。



次にハワイ村、あいさつはもちろん“アロハ”。家の前にはKl、Kaloが植えてあって、実にハワイだよネ。




もちろんHulaも踊りました!!


最後に行ったのがトンガ、“マロエレレイ”。
トンガの踊りと太鼓のショーを見たら、観客の中からロシア人とアメリカ人と日本代表でPoliが選出され、ショーの舞台となっている小屋の奥へ入っていって出てきた時は、トンガの腰みのを着けて登場に、観客から大きな拍手が!!右よりロシア人、中はアメリカ人、そしてPoli!!イェ〜イ!!


それぞれがトンガの踊りを真似て踊るのですが、やはりPoliはダンサーだから、ダントツで観客の拍手をかっていました。



次はトンガのドラムに挑戦。これもロシア人とアメリカ人には申し訳ないけど、Poliの一人舞台。



観客の拍手の一番大きかったPoliは、ごほうびのトンガ式お帽子をもらいました。
(現在ハラウに飾ってありますよ)


P.C.Cのお楽しみは何といっても最後のショーですが、その前にディナーバフェを楽しみました。Poliは隣のアメリカ人のレディーから、“トンガでのショー、あなたは最高だったわ”とカニ券(カニは高いので一人の分量が決められていて、カニ券と引きかえなのです。)をもらっていましたが、そのカニ券でカニを三人分(自分のとPoliのとそのレディーからもらった券で計三人前。ウフッ!!)食べたのは私で〜す。ヤミ、ヤミ!!超おいしかった!!


今年から内容が変ったイブニング ショー“HA”舞台裏も見せていただきました。始まる寸前まで、ファイヤーダンスのダンサー達が真剣に練習していたり、大きなランドリーにある衣装が電動で、探せるような装置の衣装部屋に感動!!すごい!!すごい!!の連発!!



20年前に見たショーとはちがって、内容も充実。アニメーションも駆使して、火山の噴火もすごい迫力!!ストーリー性あり、エンターテイメントとしてすばらしいショーでした。皆、満足で帰途の車中では、きっと夢で続きを見ていたことでしょうネ!!P.C.Cの予約から運転までしてくれたLanakilaとTYに感謝!!


次号はBishopとIolani Palaceの旅です。
お楽しみに!!
(to be continued)

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 Hā‘ule no i kana ‘auwaha i ‘eli ai.

(Fell into the ditch that he himself dug.)
Caught in his own trap.
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