【 Kūkaniloko – ① 】
先週のブログで取りあげた"Huna"の本をお借りした時、御住職のパートナーのサヤカさんからこんな質問があった。
"Kaneの石ってどこにあるのですか?”
私はこう答えた。
“ウ〜ンKaneの石の事は知らない。知っているのは"魔法石”と“Kūkanilokoの石”だけ”。
その時はまだお借りした本を読んでいなかったので、そう答えた。
だが I の本に、その答えがあったのだった。
Hawai'i島のPu'uhonua O Hōnaunauにそれが置かれていると書かれていたので、早速、サヤカさんに報告した所、まだ一度もハワイへ行った事がないとの事だった。私はすでにHōnaunauへは何度もHāumanaをつれ訪れた事があったが、その石には気づかなかった。
"Huna"の筆者はこの本の中で、Kaneの石は横たわって置かれているが、誇りたかくたてておくべきだと言っていた。
海との境い目の堀の側にその石の置かれている写真があったが、次回訪れる時には是非とも近くで見てこようと思った。
ということで、今週は石=Pohakuに焦点をあててみよう。
<魔法石>大会の度に訪れ、この石の事を書いているが通称"ワイキキの魔法石”。
16世紀にタヒチから来た4人のKahunaがその霊力を注ぎ込んだと言われているが、まさに願を叶えてくれる石で、我々が27回の大会に参加出来たのもこの石に"願かけ"をしたおかげだと思っている。
Waikikiの交番のそばにありますよ。
< Kūkaniloko > 2010年より訪れているこの地は、オアフ島のちょうどおへその位置。Wahiawaにあります。
近くにはDel Monte Pineapple Variety GardenやDole Pineapple −Visitor Centerがあります。
Busのドライバーに"Birthstonesで降ろして”とお願いをしておけば、安心して車外の景色を楽しむことが出来ますが、残念な事に心ない人達がこの地を荒らしてしまったために、現在は中に入れないようになっていますので、どうぞこのブログの写真をよく見て下さいネ。
2010年に初めてこの地を訪れ、不思議なこの聖地に惹かれ、2011年にはこの地で産まれた"Kakuhihewa王"のHula KahikoでWorld Invitational Hula Festivalに臨むべく、大会前にこの地でこのHulaをKakuhihewa王に捧げるべく、Haumānaを連れHonoluluからCity Busに乗り込んだ。
その当時ハワイに在住していらしたミヤコさんにも声かけをして、一緒にお連れした。
ミヤコさんは大使夫人で、沖縄 → ハワイ→ 東京に家があり、沖縄にいらした時は週に2〜3回奥間からHālauまで4年間通い続け、Kupuna Hula Festivalにも出場経験のあるOhanaです。
ちょうど2011年にはHawai'iにいらしたので、”御一緒しませんか?”とお誘いしたら、喜んで同行して下さったのだった。
City BusでHonoluluから乗り込み、一度"Wahiawa行き"に乗りかえます。
Bus の中でも皆元気!!
と思いきや、Busにゆられているうちに眠くなってきたらしく大あくびに。
ウトウトする者続出なのでした。
やっとPoliの顔に笑みが出た頃、Bus Driverが着いた事を知らせてくれた。
みわたす限りのさとうきび畑に囲まれ、どこにも"ここがKūkanilokoだ"と示す看板はないのです。
道路(後ろに走っている車が見えるでしょう。)から赤土の道に向かって降りていきます。(回りはさとうきび畑)
すると大きな石があって、その前に小さな表示板があります。
これがその表示板。
“Kūkaniloko、ここはハワイの人々にとって聖なる史跡です。昔々王族達がここにきて赤ちゃんを産んだ場所です。ここで産まれた赤ちゃんは、必ずや高い地位の王になったそうです。どうぞ、この聖なる場所を敬り、石へのらくがきやコインを置くことをしないで下さい。”
と書いてありましたが、心ない人達が、この石の上に登りピースサインをする写真等がSNSで出回ったため、現在は入る事が出来なくなったのです。
私達はとてもLuckyな事にこの地を3度訪れ、奉納の儀を行う事が出来ました。
この赤土の道の両側はさとうきび畑で、後ろ側にはBusの通る道路と、その奥には建物らしき物がまばらで見えますが
前方にはKa'ala山脈が見えるのみ。
表示板のあった入り口から300〜400m歩いた場所に、石が見えてきます。
その石を見守るように木が数本植わっています。
そこには大小様々な形をした石があります。
Haumāna達はそれぞれに気になる石を探して、Leiを奉納します。
ミナはこの石を選んだのネ!!
マリコは真中に穴のあいている石を選んでいました。
皆それぞれに、自分を呼んでいる石にLeiを捧げた。
Hawai'iの人もLeiを捧げていた。
紙面の関係上、今週はここまで!!来週に続きます!!
to be continued!!
********************************************************
Ka‘a ka pōhaku.
(The stones roll. )
Thunder.
*********************************************************