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10.16.2020

Nū Hou Hālau

 【 Wā maika‘i!! 】

雑誌の表紙を飾るのは、Uncle George Na'ope師と彼のバンドメンバー。

左端のハービーさんは1999年、日本での第1回 King Kamehameha Hula Festival が沖縄で開催された際、Uncleの指示で Kumu Etua Lopes (Kokua - Kumu Hula = 私をサポートして下さるKumu Hula)と一緒にmusicianとして来沖。
我々のTeamの演奏を手伝って下さり、今でもKupuna Hula Festivalの会場でお会いする長年の友人だ。 

右端のバービーボーイは長年に渡って、我々のHālauのハワイ大会(World Invitational Hula Festival そして Kupuna Hula Festival)の際には、musicianとして活躍して下さって、沖縄にもお礼の意味でHō'ikeのゲストとして御招待した事があるが残念ながら、その2年後に病いで亡くなられてしまった。

バービーボーイの家はアンクルのすぐお隣りにあったので、私の練習を自分のポーチからながめながら、いつもひやかすのであった。
いつもニコニコしている生粋のハワイアンだった。
(写真は1996年10月号のDC Cardの雑誌)

 

その雑誌の中には「アンクル・ジョージが奏でるハワイアン」としての記事が掲載されていて、メリーモナーク・フェスティバルの創始者であり、ハワイの人間国宝にあたるゴールデン・トレジャーの称号を持つミュージシャンであり、マスタークムフラだと書かれている。
そしてアンクルのステージで唯一のダンサーが、”ウィラニ”である。(その頃15才)

 

私が沖縄でUncle George Na'opeに出会ったのは、彼が東京公演を行う際同行していたウィラニが祖母のお祝いがあるという事で、Uncleを伴い沖縄に立ち寄った際での奇跡的な出来事なのである。

ウィラニは未成年なので、Unceleのステージに出演する時には必ずママが同行する。
そのママがタカコさんといって沖縄出身だった。
私はそのタカコさんともそのお母さん(お祝いの御本人)とも面識はなかったが、”ハワイから有名なフラの先生が来るってよ!!”との事で知人(タカコさんを知る方)に連れられ、見ず知らずのお宅のお祝いの席へ行ってしまったのであった。

そこは勝連の昔ながらのお宅で、タタミの広間には多勢のお客様がいらしていた。
その中に一人だけイスに腰かけ、きれいな大きめのふちのついた白い帽子に花のLeiを巻き、ピンクのマタドールが着るようなジャケット(それには白いコードで飾りもついていて、まさにマタドールのようだった)に、ピンクのパンツの(失礼ながら)おじいちゃんがいらした。
真黒なお顔なので、"あ〜この方がハワイの方だ"とすぐに納得!!
おずおずと近づき、ごあいさつをしハワイのKonaからいらしたと聞いたので、「私の叔母はHiloにいます」と言うあたりから話が盛りあがってきた。
"Hulaは踊る?”と聞かれたので、親指と人さし指を小さくすきまをあけて"チョットだけ"と答えた。
私が幼少の頃より、日系ハワイアンの叔母ちゃん達からフラを(無理やり)習わされていたのだった。だからフラは好きではなかった。
それよりもサーフボードにWaxを塗るお兄ちゃん達にキョーミをもって、その後サーフィンの道に進んでいたのであった。

"チョットだけ"と答えた私に"何を踊る?”と言いながら、そのピンクのおじいちゃんは片わらにおいてあったウクレレをケースからとり出し、チンダミ(調弦)を始めた。
おじいちゃんはKonaから来たと聞いたので、Konaの曲をリクエストした。
その際にも"弾けるの?”と聞いてしまった!!(知らないという事は怖い事だ!!)

多勢の初めての人の前で踊ったにもかかわらず、ピンクじいちゃんの良い声とカッティングの良いUkuleleの音に聞きほれて踊っていたので、回りは一切見えてなかった。

踊り終ったら、今までイスに腰かけていたピンクじいちゃんがタタミの上に座りなおし、私の手を握って"今度ハワイに来たら、私の所に尋ねておいで。弟子にしてあげる"と言った。
私は"来月には行くよ。訪ねて行くネ!!”。
ピンクじいちゃんは言った、”きっとだよ。待っているからね!!”

その日はお祝いの主、タカコさんのお母様にお祝いの辞は述べたものの、なぜかタカコさんとウィラニには会ってないのだったが、これも不思議な話で、ピンクじいちゃんに会って二週間後、私は軍の中のレストランで友人のHelenにさそわれてランチをしていた。
そこへお会いしたことのない女の方が寄ってきて、「エコさんですよね。先日、勝連の母のお祝いにいらっしゃいましたよね?」とおっしゃる。
お話を聞いてみると、Uncle Georgeを連れてきたタカコさんの妹さんだとの事。 

それにしても偶然は重なるもので、そのお祝いの場ではお会い出来なかったタカコさんが、
"私と会えなくて残念がっていたとおっしゃる"ので、「私、明日からハワイ島へ行くのですよ」と言ったら、「じゃ、是非、姉に連絡して!!」と住所と電話番号を下さった。
もちろんそのタカコさんにお会いする事が出来たおかげで、私のUncle George Na'ope氏の門下生としての修業の道が開くのです。
タカコさんの家に下宿出来たおかげで、Uncleの下で勉強することが出来たのです。

☆勉強中の私にUncleは、数々のチャンスを与えて下さった。
この写真はKeauhonでの野外コンサートで、ソロを踊らせてもらった時のもの。
後ろにUncle、そしてナーパラパライのケハウタムレさん。
他にも有名なmusicianが出演していました。

 

その頃からUncleの生音で踊らせてもらって、今考えると大変ありがたい事!!(身の程しらずって言われそう!!)

私はこの日のためにKonaからHiloまで車をすっとばして、シグゼーンで衣装を買ってきたのでした。真中はホロクを着たウィラニ、そしてリンダ。それぞれソロで踊りました。

 

Uncle GeorgeとKumu Etua Lopes(アンクルのお弟子さんで、私の大先輩。99年にはKokua Kumuとして来沖。)
ハワイに私が滞在している時には、毎日お稽古に参加させていただきました。

 

ほろ酔いUncle!!

 

 1997年、沖縄にHālauを作ろうとUncle来沖。

 

最初に集ってくれた生徒達。
Uncleとタカコさん、ウィラニも来てくれた。(Poliの髪形おもしろいネ!!)

早速、アイスボックスを叩いて(Ipuheke、Pahu代わり)お稽古が始まる。
私とウィラニだけのお稽古。ハワイでのお稽古と同じく。


 

ウィラニはUncleの愛弟子だけあって、素晴しいダンサーでした。
風のようなしなやかさとやさしい手の動き、私にとっての素晴しいお手本でした。
今はラスベガスに住んでいてママになっているけど、又、いつか会いたいなぁ!!

この写真はハワイ島のKona。
Uncleが手に持っているのは、Kitty chanのおもちゃ電話。
日本語のお勉強用にとUncleにあげたら、もう喜んで「もし、もし」していました。お茶目なUncleです。
後ろのテーブルにKumu Iwaも見えますネ。

 

●これもKonaで、お稽古が終ったら、やさしいUncleになるのです。
大会後、皆も集ってきて!!”Uncle大好き!! honi!!”


●これはKonaで電動自転車に乗って大はしゃぎのUncle。
私やPoliよりずっと子供だネ。


これは大会会場で、私のためにIpuhekeを選んでくれているUncleです。

 大会会場でSoloで出場するLokelaniを激励するために、いらして下さったUncle。

沖縄で、Hālauの隣のBarで遊ぶUncle。(帽子に注目)




空港にUncleをお出迎え。
「これが目に入らぬか」、ミトコーモンの印ろうを差し出すUncle!!お茶目!!


Uncleの真似して帽子をかぶってみたら「ニアワネ〜」。
鼻の下まで伸びてます。

Happy Time!!

 

PoliのhoniにごきげんUncle!!

Uncleとの出会いは奇跡です。
そうしてUncleの下で勉強するために、タカコさんやウィラニの出現もまるでUncleに出会わせるためにあらわれたかのよう。
この奇跡は、その後の私の人生を大きく変える物でした。
to be continued!!

 

 

【 Ki Manawa 】

●ユキミさん(左)、ミチコさんのさし出すおやつに”ワ〜イ!!” 

 

●大トモさん、2カ月ぶりに復帰!!

 

●チハルさんも2カ月ぶり!!

 

●チカちゃん、ヤヨイさん 2ヶ月ぶり!!
カヨちゃんもお菓子持ってキタヨ!


 

●チカちゃん特製パワーフードだよ!! 

 

☆楽ロビ、リニューアルオープンしました!!



 

 

【 PoliのAloha Shirt 】

茶色でシックで肌ざわりがベルベットのような、高級感のあるAloha Shirt。
生地にはししゅうがほどこしてあるのです。(近くで見ないとわからないけど)
Hawai'iのデパートで買ったの知ってるよ。そうよね、一緒に買いに行ったものネ!!
(お金持ちPoliのお買物について行くと、Ice買ってもらえるから!!ウヒ、ウヒ!!)



 

☆お知らせ☆
10月 24 日(土)、プラザハウス フラ ショーがあります。
プラザハウスの2F、オープンエアーのステージ。
1部 Pm 2:00〜
2部 Pm 3:30〜

内容の異なる生バンドのショー、両方お楽しみ下さい。

☆無料/出演:Hālau Hula Kalākaua
            協力:プラザハウス ショッピングセンター

(マスク着用を忘れずに)
御友人、御家族お誘いあわせの上、是非お越し下さい。

 

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Hilo i ka ua kinakinai, 

Ka ua mao'ole.

(Hilo of the constant rain, where it never clears up.)
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