Awaは命の水!!
2015年2月24日(火)
今、MTクラス(筋力を鍛えて、Kahikoの踊れる体力を作るクラス。Basic Steps、Kahiko、Oliも学ぶ)では、E uluのOliの練習をしている。
このOliの中ではKuahu(祭壇)に供える植物の事を学び、今日からAwaの事を学ぶ。
毎年Hō'ikeの日のセレモニーでHaumāna全員にAwaが振る舞われるが、新入生はこのAwaの事を知らない(今、MTにはたくさんの新入生がいる)が、とても良いタイミングで、アナタズさんがネットで注文したというAwaの材料を持ってきて下さったので、早速Awaを作り、皆に飲んでもらうことにした。
Awaがどういうものかわからなければ、Oliに魂はこもらない。
初めてのAwaに皆は目を白黒させていたが、飲みなれた先輩達はこぞっておかわりをして飲んでいた。
Awaには鎮静効果があり、リラックス出来るのだ。まさに筋トレの後に飲むのにぴったりだった。
Eia ka wai la (ここに水がある)Oliの中に出てくるハワイ特有のものは、こうやって現物を見たり味わって体験しないと理解できないものが多い。
Ka awa (Awaの水)
He wai ola. (命の水です)
私はHaumānaに出来る限り、いろいろな経験をしてもらいたいと常々思っている。
今回は高価なAwaを惜しげもなく提供して下さったアナタズさんに感謝です。Mahalo!
Hau'oli la hanau e ke kumu !
2015年2月25日(水)
今日はマスター・ジョージ・ナオペ師のお誕生日。
生前は、毎年彼のお誕生日を祝うため、Poliと二人してHawai'iへ出かけたものだった。
スーツケースの中に二人からのバースデープレゼント(私が布を選び買い、PoliがそれをUncle Georgeの好きな長袖のアロハシャツに仕立てて、二人からのお祝いとした)と、パーティーの時に着るドレス(これも毎回Poliに仕立ててもらった)とパンプスを入れ、身軽に出かけ、1~2週間をべったりUncleと三人で過ごしたものだった。
なつかしい想い出が年々遠くなっていく。
(※以前のブログ記事“Hawaiian Quilt ① ~きっかけはアンクルへのプレゼント~”の中にて、2008年にKumu EkkoとPoliがハワイ島ヒロへ病床のアンクルのお見舞いに行き、お誕生日のお祝いにハワイアンキルトをプレゼントした時の事が回想されています。)
朝のKa Papa Pikakeでは、HaumānaがUncleのOliを唄ってくれた。
彼らの多くは、直接Uncleの指導を受けたり、夜のBarで一緒に遊んだ想い出を持っている。お稽古中はとても厳しいUncleなのに、夜Barで遊ぶときは、可愛いくらいにHaumānaに気を遣っていた。
夜のKa Papa Maileでも“Lanakilakeikiahiali'i Chant”を唄ってUncle Georgeを偲んだ。
Keikiクラスにいた時に彼から直接指導を受けたアスカは彼にLeiを作ってきた。(あんなに小っちゃかったアスカがもうすっかりお姉ちゃんになっているのを見て、目を細めて“Mahalo nō”と言っているUncleの姿がうかんだ。)
Kua'aoはUncle Georgeの顔写真の入ったTシャツを着て彼を偲んでいた。
皆の心の中にいつまでもUncleの想い出が残っていてほしいと思う日だった。
今、生きていたら、この新しいHālauもみせたいし、Haumānaの成長も見せたいのにと、ちょっと淋しくなる日でもあった。
P.S. Uncle George Na'opeが2月25日、そして私が2月5日。数字には意味があるそうだ。2は魅力と精神力、5には力と知恵だそうだ。Uncle Georgeにはぴったりあてはまるのだが、私には???
以下の写真は、友人のPhotographer、Randy Magnusが出版した本から。
可愛いPinkの装丁はUncle Georgeを良く知るRandyならではのもの。
裏表紙はKupuna Hula Festivalに出場したHālau Hula Kalākauaの皆。
カバー袖には、裏表紙の写真についての記載が。 “Back cover has Kumu Hula Ekko Ota with her halau Hula Kalakaua from Okinawa, Japan.” |
私やPoliの事も書いてくれている。
“Uncle George with is student, Kumu Hula Ekko Ota from Okinawa, Japan.” |
この素敵な写真集の欲しい方は下記にメールを!
Randy Magnus
randymagnus@hotmail.com
別れの春、そして再会の春
“別れ”
ミキさんは2人のお子さんがいながらも、お稽古熱心で、World Inviational Hula Festivalへの出場、そして8年目のIpuもGetしていた。
別れが淋しいと泣きじゃくるミキさんにMaileの皆は“すぐに戻ってこれて、又一緒に何事もなかったかのようにお稽古出来るよ”と明るくなだめていた。
別れはいつでも淋しいもの。
続けて皆が“沖縄を離れるわけじゃないから、いつでも顔を出して! Pā'inaには遊びに来て!”と言ったら、“余興の練習、一緒にしたりして”と笑って返し、いつもの元気なセクシークィーンのミキさんに戻ったので、ひと安心!!
ミキさんがミニクロワッサン、マコも持ってきたお菓子を出してくれて、小さなお別れ会をした。
最後に皆で“Hawai'i Aloha”でミキさんを送り出した。
A hui hou. E Malama pono miki !
“別れがあれば再会もある”
再会①
ミキさんがいなくなり、Ka Papa Maileはまた一人少なくなっちゃうと気をもんでいたら、ナントHa'aheoが戻ってくるという。“うれし~い!”
このところKa Papa Maileでは出産ブームが続いていてHa'aheoを含め4人が休眠中だ。Ha'aheoが戻ってくるというニュースを聞いたら、あとの3人もウカウカしてられなくて、又一人、また一人と戻ってくるのだろうな!楽しみ~!
“Ha'aheo お帰り!!”
再会②
Poliがいつも“オリエシャ~ン”と読んでいたM.リツコさんの娘さんが、2年ぶりに大阪から戻ってくる事になった。
しかも7月からはHālauに復帰するというから、嬉しいよね。
2年ぶりのオリエさんは髪も伸び、きれいにお化粧をして、すっかり大人に変身していた。
オリエさんはお母さんのリツコさんと共に2013年のハワイ大会応援ツアーに参加してくれていたので、道中お話をしたりしていろいろな想い出がある。
また一緒にお稽古出来るなんて嬉しい事!!
“オリエシャ~ン、お帰り!!”
Ho'i hou ka pa'akai i Waimea.
(The salt has gone back to Waimea.)
Said when someone starts out on a journy and then comes back again.
冬眠中のおひな様?
2015年3月3日(火)
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花 ~。
本来ならば7段飾りのおひな様が日本間に飾られているはず。
(※一年前のブログ記事“ネバーランドのひなまつり”にて、Kumu Ekkoのひな飾りをご覧いただけます。)
でも今年は…。おひな様に冬眠してもらうことにした。
今日はおひな様がない“ひなまつりの日”になってしまった。おひな様ごめんなさい。
3週間前、おひな様の入ったつづら(本当は箱。葛篭のつもり)を出した。が、あまりの忙しさで手つかず。
先週の初め、気合を入れ(“よし飾るぞ!!”)棚を組み立てようと思ったら、“ナイ!”棚を止めるネジが一本もない。いつもなら、同じ箱の中にネジだけを入れた袋が入っているのに。どうやら違う箱にネジはまぎれこんだようだった。そこで私はめげてしまった。そうだ、今年はおひな様を飾らない。そう決めた。
引き続き忙しさは続きそうなので、“ヤ~メた~とキ~メタ”
でも、赤い毛氈を見ていて、ふと、ひらめいた。
“そうだTinker-Bellを飾ってみよう”
飾り棚からTinker-Bellを出し、飾ってみる。
でもやっぱり赤い毛氈の上に似合うのは、日本のおひな様だった。“がっかり”
来年こそはおひな様を飾るぞ~。
最初にネジを買って準備しておけばいいのだ。
私が忙しいのは単に私はなまけものだから物事がどんどんたまっていって忙しくなるという事はわかっているの。なまけものにつける薬どこかで売っていませんかね?知ってたらおせ~て!!
おひな様もかざらないのに、しっかりと“ひなあられ”だけはなん袋も買っている私!! 自分自身が信じられな~い。なさけな~い。
Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota