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10.20.2017

Nū Hou Hālau

【ハワイ大会遠征リポート④】

2017年9月15日(金)

“戦いすんで、日が暮れて”。昨夜はぐっすりと寝る事が出来た。
今年の大会も終わってしまい、今日からは思いっきりハワイを楽しむのだと朝の支度をルンル気分で終え、ホテルの入り口の集合場所へむかった。窓外には久しぶりに顔を出した“はずかしがり屋”のHualala'iがくっきりと見えていた。


集合時間にはまだ間があったが、早くもPoliがカッコつけて新聞を読んでいた。


今日は“大公望”のバスを1台チャーターして、Kilaueaまで行くのであった。ユフコさんとチョージ氏も同行して下さるのだ。ワァ~イ!! 車の中で良い子にしてなきゃ!!


午前9時きっかりに皆を乗せ(全員で13人)、バスはKonaを出発。
延々と黒い溶岩におおわれた景色も運転手兼バスガイドのシンさんの話を聞いて、右を見たり左を見たり忙しい。途中、Waikoloaにてトイレ休憩。すまして座っているPoli発見。あっちがったスティッチだ!!


皆に“つかれた~!!”ってポーズしてと頼んだらこんな風に。


Waimeaに行く前に、Poliのお願いを聞いたシンさん(ガイドさん)がPu'ukoholā Heiauへ立ちよってくれた。


ここはハワイ統一に難航していたカメハメハ大王が、預言者の助言を受け戦いの神(Kūkailimoku=Kūとして知られる)に捧げる大きな神殿を立てた。


Pu'ukoholā Heiauの下の斜面に、それより歴史の古いMailekini Heiau。そして時間が経つにつれ、沖合いに水没したサメの神々に捧げられたHale o Kapuni Heiau写真のEの場所。引き潮に見る事が出来る。


このHeiauは、他のハワイ7島をむかえうつように立っている。さすがハワイを統一したKamehameha王はすべてを読んでいる。Kawaihaeの美しい湾を見おろしてそう思った。

そこから今までの黒い溶岩大地とは打ってかわって、どんどん緑が濃くなっていった。Waimeaだ!! Paniolo(Cowboy)の町。いつもはここで休憩をとるが、Waipioに行きたいため先を急いだ。Waimeaの町をすぎる頃から、窓外には牛だの馬だのが多く見かけられるようになった。そうParker牧場だ。Hilo近くまで続く広大な面積だ。そうこうしているうちに車はWaipio渓谷に到着。私は下の村まで2度降りた事があるが、今日は上からながめるのみ。


我々の踊る“Aia i Waipio Pāka'alana”。まさにこの場所での出来事なのです。


Kamehameha大王も若い頃住んでいたという。全員で記念撮影。次回は歩いて降りてみたい!!


今回の親切なガイドのシンさんと我々のバス。


Waimeaで見つけたきれいな花。


あとで名前を調べてみなきゃね。


Honoka'aの可愛い古い町並みを抜け“Tex”にて名物のマラサダを食べて、Coffeeを飲んで、さあ~先を急いで‘Akaka Fallsまでたどりついた。毎回ここに来るたびに思う事は、“アレ~なんだか小人になったよう!!”。そう植物が大きすぎて、びっくりする程です。



“水を飲む”というポーズが“頭洗ってる”になってしまった。


これが“Tewe Tewe”に出てくるお魚なのだ!! 滝のぼりをするという。


やっとHiloに到着。ここにもKamehameha大王の像が立っています。


Iolani Palace前とKapaauとHiloの3ケ所にKamehameha大王像がある。
“Big Island Cookie”にてショッピングタイム。私はKeauに住む叔母とここで会う約束をしていた。私の右隣が叔母で、友人のマジャさんと一緒に会いにきてくれた。


Hiloの有名な“Ken's”で、早目の夕食ワァ~イ!!


私のTaco Salad。こ~んなに大きい~。


これはPoliのハッシュとオムレッツ。おいしそう~。


結局食べ切れなくってdoggy bagでおもちかえり!!


さぁ~お腹もいっぱいになったら、Kilaueaに向って出発!!
私と旅をする時のお約束!! 決してバスの中で寝ない事!! 大枚をはたいてハワイまで来ているから、思う存分景色を見て欲しいから!! でもってバスで寝ちゃった人には口紅で顔にバッテンをつけられても文句なしという事になっている。で、結果!! 見て下さい。このふとどき者!!



KilaueaのLava tube(溶岩が通って出来たトンネル)や森の中を散策し、いつ来ても不思議なPeleの世界。そして今やUncle george Na'opeまでそこにいるHalema'uma'uを見下す場所にくる。仮想世界にとびこんだ雰囲気だ。目の前に赤いLehuaやLiko Lehua、 ‘ōheloが見える。すべてPeleの色、火の色、真っ赤だ!!




とっぷりと日が暮れた頃、jaggar Museumの前で、PeleとUncle george Na'opeにLeiを奉納。ChantをしHulaをした。
Mr.VからいただいたIpu-hekeの音が闇の中に静かに響き渡り、とても心地良かった。Peleに届け、Uncleに届けとうたった。踊った。




Kilaueaは静かに赤い火で我々の事を見守ってくれていた。


“Uncle、来年も来るからね!!”


Kilaueaの奉納が終ってバスに乗ると、ワイパーも間に合わない程の大雨になった。私は真っ暗な車中で淋しがり屋のUncleが“帰らないで、もうちょっと居て!!”とそう言っているのを感じた。私はそっと心の中のUncleに、“A hui hou”と言ったら段々と雨が止んできて、次の星観察をするMauna keaの中腹にきたらピタッと雨が止んだ。
Uncleは私の邪魔をすることはしないから、絶対星が見れるとわかっていた。そこは見上げる空一面に星が広がっていた。私は星座の事が全くわからないけど、ものすごく近くにキラキラ輝く星々は圧感だった。首が痛くなるのも忘れて、見上げた星に心をうばわれていたのだった。

Hotelに戻ったのは、すでに深夜11時をすぎていた。14時間近くものツアーだった。丁寧にガイドして下さった大公望のシンさんには、感謝でいっぱいだ。
Mahalo nō e shin-san, 楽しい時間をありがとう!!

明日は早くにHotelを出発なので、寝る前にはスーツケースをパックしておかねばならない。又、重量オーバーだと超過料金をとられるため、Poliが皆のスーツケースの重量計測に部屋、部屋を回ってくれていた。
見よ、スティッチの深夜の姿!! でも真剣!!


明日からは‘Oahu島、Honoluluに移動で~す。


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Mai Ka ho'oku'i a Ka hālāwai.

From Zenith to horizon.

(An expression much used in prayers.
In calling upon the gods in prayers.
One mentions those from the east, west, north, south, and those
 from Zenith to horizon.)


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※10月27日(金)は、浦添市の泉公園で行われるサンパーク祭りにHālau Hula Kalākauaが出演します。Pm8:00~8:30。
遊びに来てね!! きっと秋風が心地良いかも!!