今年のKupuna Hula Festivalのプログラムの表紙。 (遠征の旅の模様は、追って報告しますのでお楽しみに!) |
いよいよハワイを発つ日の朝。クィーンカピオラニホテルのロビーに11時集合の予定。
今回は発つ時間が午後なので、ゆっくりとした朝を迎える事が出来、隣のABCストアーで買ってきたバニラマックコーヒーを飲みながら皆の来るのを待っていると、(十年来のオアフ島のOhana)ホテルのフロントの人達が交互にあいさつにきて“今度はいつ来るの?”“待っているわよ”“気をつけてネ”とハグをしてくれた。私もハグをかえしながら“また来年くるわよ”と元気にこたえた。
皆も集合し専用車に乗りこんだ。19人で乗るには大きすぎる大型バス。
バスは名残惜しそうな我々の気持ちを察してか、ワイキキビーチ、ホノルルZOO、ダイヤモンドヘッド、ワイキキシェルの回りをぐるっと見せるように走り、カパフル通りをくまなく見せてくれてハイウェイへと向かった。(あ~、Rainbowドライブインにも行けなかったし、レナーズのマラサダも食べなかった。でもマラサダはハワイ島でTexのマラサダを食べれたからいいや。しかもPoliのおかげで全員分をガイドさんがおごってくれた。このくわしい話はナイショ。)Bishop博物館にも、重そうな緑の実がたくさんなっているUluの木にもバイバイして、いよいよ空港到着。
ホノルル空港の待ち時間に、又皆でお食事をすることになっている。ワァ~イ!!
ところがここでアクシデント勃発!! 応援団の一人が手荷物検査で引っかかってしまい、連れていかれてしまった。なんでも手荷物の中に液体を入れていたらしい。とりあえず皆をフードコートへ行かせ、私とPoli、そして検閲を受けている人のパートナーとの三人で彼女の出所(ヘッヘッヘッ)を待つことにした。20分程たってやっと彼女が出所してきた。(何度もPoliやガイドさんが注意していたのに聞かないからいけないのだ。メー!!)全裸にされ、質問攻めだったらしい。
皆さん、絶対に手荷物の中に液体物(ローション、化粧品でもダ~メ)を入れちゃダメよ、そういうのはスーツケースに入れるべし。
さて、テロリストに間違えられた彼女をともなって、急いでフードコートへ。そしてゲートへ向かう途中、Olaf team(おっといけない。今回は大会出場組がElsa teamで、応援団年長組がAnna team、そして応援団年少組をOlaf teamと名づけた。もちろん私はクリストフで、Poliはスヴェン!! ぴったりの役どころでしょ、でしょ!!)がHawaiian Dictionaryを探していたことを思い出し、書店の店員に尋ねた。(時間がない時には、自分で探すより聞くほうが早い)案の定、客の見えない棚の最下段に2冊それはあった。倉庫にストックはないか尋ねて、やっと又2冊買うことが出来た。計4人は辞典をゲット出来た。(でも、この部厚い重い本を最後の最後で買ったのはラッキーだネ。だって飛行機が運んでくれるもの!!)
さて、正直、今回の旅の始まりは首の筋を違えてしまい、大変だった。
右の人と話をするのに体ごと右に向かなければならなかった位ひどくって、機内では痛くて映画どころではなく、いつもならホノルルに着くまでゲームにはまっているのに食事も出来ないくらいだった。そんな重病人の私を大会の前だというのにHāla'ikealohaが二日間それも一時間にわたるマッサージをしてくれた。Mokihanaも最後の仕上げに手をもんでくれた。二人のゴッドハンズは超きいて、私は三日目(大会当日)にはステージに上り踊ることが出来た。
それから後はどんどん元気になっていってKilaueaにもMauna KeaにもMānoa Fallsのトレッキングさえこなし、朝から晩まで歩きまくった。やっぱり健康がいちばん!!
(今まで肩がこったことも首が痛くなったことも経験がないから、いやぁ~つらかった!!)
帰りの機内は元気になって、いつもの通り映画4本をはしごしているうちに関空へ着いちゃった。
夜もどんどん更けてゆくので皆も段々と口数が少なくなっていった。
関西空港で乗り換え待ちの皆の表情には旅の疲れが見え隠れ。 |
沖縄到着。デンファーレがいっぱいでハワイよりきれい!! いいぞ沖縄!! とても誇らしかった。
到着ロビーで荷物の受け取りをして出ていくと。キャ~、なあに深夜で閑散としたロビーの一部だけ、人、人々でにぎわっている。出迎えのOhanaであふれかえっている、そんな感じだった。
Leiを手に出迎えてくれたOhana |
無事に帰ってきたが入賞出来なかった事を報告。そしてPahu Drumをいただいた事を話すと皆キャーキャーコーフンしていた。
総合優勝(Kane、Wahine、Combine、Kane solo、Wahine solo、すべてのカテゴリーに出場しなければもらえない賞で、我々はKupuna Kaneがいないので絶対もらえる訳はない)のPahu Drumを製作しているIka M. VEA氏が“この10年間Kalakauaの踊りを見てきて、僕ならKalakauaに一番をあげる”という意味で下さったのだ。
Ika M. VEA氏から素晴らしいPahu Drumを贈呈していただきました! |
2年前、Waimea Paradeでお会いした時、Poliをつかまえて「あなた達が一番なのに、何で賞がとれないんだ。そして君の歌は素晴らしい。最高だ。よって僕はKalakauaのためにpahu Drumを製作するよ。必ずね!!」と言っていた。冗談だと思ったが本当だったのだ。
この10回(Kupuna Hula Fesivalへは)の出場で、2009年に2位で入賞しただけだが、観客から賞をいただいたのは2回目。一度目は白人夫婦から“あなた達が1番”というカードと赤いウクレレ。今度は50万円もするPahu Drum。(只今郵送中!! とても重くて持ってこれなかった)お迎えの皆への一番の土産話だったと思う。
出迎えの皆が、それぞれにLeiをかけて下さり、全員Leiをかけてもらった瞬間、疲れがとれたと口々に言っていた。
ただいま! |
夜も遅いのにLeiを持って出迎えてくれるこの素晴らしいOhana達の中にいられる私は何て幸せなのだろう!!
私はもっともっと皆に伝えることがあるはずだ。何をぐずぐずしているのと自問自答していた。
新鮮な花の香りが脳を幸せムードへと変えていくのを感じた。
皆、ありがとう。
私がずっとこうありたいと思っていたHālauの形になりつつあるのを感じて、Uncleの眠るKilaueaのHalemaumau参りをした事を思い出し、Uncleが導いているのを感じぜずにはいられなかった。
“生徒が君を良き先生に育てるよ!!”と言っていた意味が事あるごとにわかってきた気がする。
(私は皆から大きな愛のレッスンを受けているからレッスン料はHulaでお返しだ!!)
皆、素敵なLeiで出迎えてくれてありがとう!! 感謝!
これにて22回目のハワイ大会遠征終了!!
Elsa、Anna、Olaf team解散!! スヴェン、行くわよ!!(Poliと私の会話)
Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota
第17回Hō'ike のチケット発売中!!
第17回 ハラウ フラ カラカウア ホイケ
2014年 10月 26日(日)
場所:かでな文化センター
入場料:3500円
開場:17:00
開演:18:00
お問い合わせ:
098-878-5654
プラザハウスの1Fインフォメーションにて、10月26日(日)にかでな文化センターで開催予定の第17回Hō'ikeのチケットを発売中です。
また、ハラウ フラ カラカウアの生徒からもチケットを購入できます。