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6.27.2014

慰霊の日によせて / Barbie エピソード ② (2004年Hō'ikeでの出来事)

2014.6.23(月)

今日は慰霊の日。
FM21で私が担当するラジオ番組“Hawai'i No E Ka 'Oi”でも、最初にLei'ohu RyderのChant(Oli)から始めて、ハワイ語の讃美歌をかけたり、我々の良き理解者で協力者であったハワイのMusician, Bobby Boyのお葬式にいただいた彼のデモテープ(彼は自身の事をchocolate manとそのCDに書いてあった)を聞いて彼の事を偲んだりした。
そこで想い出したのが大西正子さんの事。彼女は戦争体験の語り部として、はたまた“いのちの電話”を長年ボランティアとして関わり、表彰されている方。命を守る活動をされている素晴らしい方だ。実はHau'oliとMao-chan(Ho'okahi=ミュージシャン)のお母様なのだ。
活動内容から察するとお堅い方を想像されるでしょうが、80才をこえて元気で賢い方でイケメンが大好きというユニークな面もお持ちである。私達のAhakuka(学習会)にもお呼びして貴重なお話を伺えてとても感謝すると共に、いつも素敵な花束を贈っていただいて恐縮するばかり。
今日も大西正子さんは忙しく活動しているのだろうという事を考えた。
私達は戦争を知らない。でも命の尊さは知っているつもり。
これからは正子さんの命の活動を少しでも応援できればと思っています。

左から2番目が私の尊敬する大西正子さん。右端がMao-chan、そしてHau'oli。



“Barbie エピソード ② (2004年Hō'ikeでの出来事)”

2004年のHō'ikeは、ゲストにLei'ohu Ryder、Maydeen Iao、そしてKumu DebbieをHawai'iより招いた。

Hō'ike前日は料亭で琉球料理と琉舞を楽しんだ。“めんそ~れ”

ものづくりの妖精 Puamae'oleとDebbieと一緒に。“Shaka”

Hō'ike当日の朝、私の車でハワイからの一行を連れ鳳ホールに到着すると、Ohanaが会場入り口にずらりと立ち並び花道を作って我々の到着を待っていてくれた。
これを見たLei'ohu、Maydeen、Debbieは“感激で泣きそう”と口々に言った。
Ohanaが歓声と笑顔と元気な声で“Aloha”“E Komo Mai”の声のシャワーを浴びせる中を笑顔で手を振りながら通り抜け会場のドアの前にたどりつくと、Lei'ohuがくるりとOhanaの方に振り返り、いきなりジェスチャーつきのOliをしてくれた。皆は大感激で大興奮!!
今日は良いHō'ikeになりそうだと私の胸は高鳴った。

全員控え室に移動し、衣装をハンガーに掛けたり、練習したり、おしゃべりしたり、リハーサル前のしばしの休息。

そんな中、Poliが私をつかまえて「Kumu、大変な事になっちゃった。衣装を担当している人から最後の数枚が間に合わせきれない!!って、たった今、電話がきたよ」という。
私の心配していた事が本当になってしまった。

Hō'ike前日(昨日の事)になっても“Papalina”の衣装が数枚仕上がっていないというので、Poliに「いつ仕上がるかの確認と、どうしてこうなるまで催促をしなかったか」を聞きただすと、「彼女毎日“明日は仕上げます”と言うから、……それを信じていた僕が悪いんだけど、昨日も“必ずHō'ike当日には納品しますから”と言われて」という返事。ところがこの状況になってしまった。
私は頭に血がのぼって声を発することが出来ず、ただ涙だけが流れ出てきておろおろするばかり。
Poliは「Kumuごめんなさい。僕の管理が甘かったから、こんな事になってしまい、本当に申し訳ありません」とただただ深く頭を垂れて謝っている。

そんな私たちを見ていたLei'ohuが私に声をかけた。「Ekko, What happened?」

私はLei'ohu、Maydeen、Debbieに事情を説明すると、三人とも考え込んでしまった。
皆にも話さなきゃと思い、この最悪の事態の事を口にした。今まで華やいでいた控え室の空気が一変した。皆うつむき、誰一人声を発さない。
私は話しながらも解決策を考えていたが、ちっとも良いアイデアは浮かんでこなかった。

その時、Barbieが目に涙を浮かべながら「衣装がないなら踊れないじゃない。私帰る」と怒った表情で言い、荷物をまとめだした。私は申し訳ない気持ちでいっぱいで、なす術もなく、ただ彼女の様子を呆然とつっ立って見ているしかなかった。
「あ~もうダメ!!」と思った時、Kumu Debbieが私に言った。「紫Pā'ūを持っている人達が衣装のない人達にそれを貸してあげたらいいじゃない。それなら全員分足りるでしょう。Pā'ūの人達は前列に並べば衣装のコントラストが映えて綺麗なはずよ」
Barbieがそれを聞いて瞬時に顔がぱっと明るくなった。
Lei'ohuもMaydeenも「良いアイデアよ、Debbie」と言った。

先輩達からあこがれの紫Pā'ūを借りて踊れるのだ。私は皆にDebbieのアイデアを話した。
皆は納得し、Barbieも「良かった!! 踊れるのね、ありがとう!!」と素直に喜んでくれた。私はBarbieの言葉と笑顔にホッと胸をなでおろした。日本人だったらこんな風にコロッと態度を変えないし、許してくれないだろう。BarbieがHawaiianで良かったと心から思った。ありがとうBarbie、すぐに許してくれて!!

もちろん良いアイデアで私を救ってくれたKumu Debbieには何度お礼を言っても言い足りない!!
“Mahalo E Ke Kumu Debbie, e mau a mau”

一部始終を見ていたLei'ohuが皆に輪になるように指示し、そして言った。「あなた達は素晴らしい。私は今日、この場にあなた達と一緒にいられる事を感謝します。」そして清めのOliをしてくれた。

Lei'ohuのOliが流れると、たった今まで暗~くよどんだようなムードが一掃されていくのを感じた。

さぁ~、Hō'ikeの準備にとりかからなきゃ!

最悪の事態の証拠写真。
前列左端がBarbie。衣装を着れなかった皆、ごめんね。
この写真を見るたび、絶対に「皆をがっかりさせることはするまい」と心に誓う私です。

気をとりなおしてKoko作りを始めるOhana。

腹が減っては戦が出来ぬ、とまずはお弁当から??

Holoholo Ka'aを踊るWāhine。
前列右端に座っているHawaiiから来ていたYumikoのアイデアで全員ガーターベルトを着けて踊った。
“セクシー!”

Kokoをお互いにつけあって…。

各クラスそれぞれ違うKokoをつけてスタンバイOK!!

to be continued...(つづく)

<次号の予告>
いよいよHō'ike(2004年)が始まります。
大変なオープニングでしたけど、“雨降って地固まる”とても素敵なHō'ikeですよ。
乞う御期待!

p.s. Hālau Hula KalākauaのBLOG(ブログ)は、毎週金曜日発行で~す。


Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota


 
“2014 Hawaiian Night Special Dinner Buffet”
 
開催日時:
7/26(土)・7/27(日)
○第1ステージ
 17:00~19:00
(ショースタート18:20)
○第2ステージ
 19:30~21:30
(ショースタート20:50)
(※入れ替え制)

場所:
 アイランドグリル那覇
 (那覇市銘苅3-8-5)

前売:
 大人¥3,300、
 小人¥1,650、
 3-6歳¥1,030
当日:
 大人¥3,500、
 小人¥1,800、
 3-6歳¥1,200

お問い合わせ:
 アイランドグリル那覇
 098-861-2171

席に限りがありますので、前売りチケットのご購入はお早めに♪