3月10日日曜日、プラザハウス2階特設ステージにて、第3回 Halau Hula Kalakaua 東北大震災募金チャリティフラショー“100円で沖縄から もっと もっと もっと元気を!”を開催いたしました。
ご来場されたお客様と、共催してくださったプラザハウス、そしてHalau Hula KalakauaのHaumana達のお蔭でとても良いショーができました。
pu(=ほら貝)の音と共に皆で黙祷して、ショーをスタート。
元気を届けるために楽しいショーにしたいとの思いから、今回はAuana(=現代フラ)だけの編成にいたしました。
出演者はみんな、本物の花や植物等のLeiや飾りをつけているので、会場は素敵な香りに満ちていました。
2011年に開催したこのチャリティフラショーの最初の回のタイトルは『100円で沖縄から元気を!!』。
2012年の2回目は『100円で沖縄からもっと元気を!!』。
そして第3回となった今年は『100円で沖縄から もっと もっと もっと元気を!』。
私達のできることで東日本を応援することができたら。
Hulaの踊りを見ていただき、曲を聴いていただき、楽しいという思いがエネルギーとなって、元気をおくることができたら。
私達Halau Hula Kalakauaにとってこのチャリティフラショーを開催することは、Master Kumu HulaであるUncle George Na'opeの意志を受け継いでいくためのものでもあります。
1960年4月1日にハワイ島を襲った大津波でヒロの町が大きな被害を受けた時、アンクルは町を再生させるためにハワイの歴史や文化に根ざした祭りを開催させようと思いました。アンクルはチャリティの心をいつも忘れずにいた方でした。
そこで、ハワイ王朝最後の王であり、ハワイの文化を深く愛しHulaを再生させたカラカウア王を祝う祭りによって、衰退してしまったヒロの町の経済を救うだけでなく、ハワイの伝統を次世代に残していくことことができると考えました。
そして、“陽気な皇帝”(=The Merrie Monarch)と呼ばれたカラカウア王にちなんで名づけられた“Merrie Monarch Festival”が1964年に開始されました。
そして今では、Merrie Monarch Festivalは世界最大のHulaの祭典となり、数あるHulaの大会の中でも最も長い伝統と高い格式を誇るものとされています。
(※参考文献:「ハワイとフラの歴史物語」矢口祐仁著)
そんな師にならい、私達はこれからもこういった活動をしていきたいと思います。
会場は満席で立ち見のお客様も沢山いらっしゃいました。
義援金の集計は、追ってご報告いたしますね。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
Mahalo!