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10.10.2014

ハワイ大会遠征レポート 2014 ②

2014年 9月10日(水)

いよいよ今日からKupuna Hula Festivalが開幕される。今日はSoloとHo'olaule'a(前夜祭)だけなので、ちょっぴりのんびりムード。
Am7:00、Keauhouの海で禊をする日。
運転手の私が大活躍。(なにしろ海まで3往復で皆を連れて行き、禊をして、またホテルまで3往復で連れて帰らねばならない)Konaにいる時は私は皆の下僕となる。
Keauhouの朝の海は、ちょっぴり冷たくって禊には最適。心がキュンと引き締まる。
沖縄の皆からもらったKiのLeiやKupe'eを海に投げ“また戻ってこれるよう”願う。
(KiのLeiやKupe'eは一切糸を使っていないので、海に投げても大丈夫。魚が食べても大丈夫!! 糸を使ったLeiは投げちゃだめ。魚の喉に糸がからまって死んでしまうから。糸を使ったLeiは山に返すの。そうすると、いつの日か糸も自然にかえるから)


私がピストン運行をしている間、Poliが4匹のHonu(亀)を見つけたという。私はすぐに気づいた。(この4匹のHonu、1匹はUncle George、2匹目はTakako Mama、3匹目はBobby Boy、四匹目はKumu Rae Fonceka)
Poliに“きっと良い事があるわよ!!”と言ったら、Poliも“そうだね”と答えた。
驚いた事にその良い事がまさかすぐに訪れるとは!! 

駐車場に車を止め、水着の上にスウェットシャツをはおり、そのままFestivalの会場でT-シャツや出場者用のカード等を受け取り、Am8:00から始まっているクラフトショー(フラに必要な道具やニイハウシェル〈高価なレイ〉やアートやいろんな物を売っている)に立ち寄って、素敵なLeiを売っているRandy(私のハワイの男友達はRandyって名前が多いから、写真家のRandy、Lei MakerのRandyって呼ぶことにしている)と立ち話をしていたら、Poliがとんできて、“Kumu、大会委員のKellyが呼んでいるよ”と言ったので、又、会場に戻った。
Kellyは金髪でまるでバービー人形みたいに可愛い人。今日も笑顔で“Ekko、サプライズがあるけど、今持っていく?”と聞いてくるから“何?”って言ったら、奥のオフィスに入っていって、大きなPahu-Drumをかかえて戻ってきた。“はいコレ、Mr.Mがあなた達への賞だって”と言ってPahuを渡された。“はぁ~、あのこれ総合優勝のチームに与えられるものよね。あのまだ大会始まってないし…、へぇ~?”
私は何がなんだかわからなかったけど、とりあえずKellyに“ねぇ~、Mr.Mを紹介してよ。とりあえず、お礼を言いたいし”と言ったら、Kellyは我々を手招きしてクラフトショーのある部屋に入っていって“ハイ彼がMr.M、それじゃあね。私あれこれ忙しいので、あとでね、バイバイ”って行っちゃった。

Mr.Mは2年前の大会の後、行ったWaimea ParadeでPoliをつかまえて“君の歌、最高!! で、君のチーム、この10年間見ていて、いつも絶対賞をとるぞって思っているのに、1度しか入賞しないなんて絶対おかしいって思っているんだ。だから僕は君達のためにPahu Drumを作ってプレゼントするからね”と約束してくれたおじさんだった。でも昨年は我々を見ても覚えてないそぶりだったのに。“本当だったのだ”Poliと私は狐にでもばかされた感じだった。
とりあえず、Mr.Mに“こんなに素晴らしいPahuをありがとう”と礼を言い、IpuやIpu Heke、その他の楽器を売っているMr.Mの店にひょっこり顔を出したOlaf TeamのかほるがIpu(なんでもお母様から頼まれたらしい)を探しているというので、にわか売り子になり、Mr.Mの店のIpuを売り(すご~く安くしてくれた!!)私自身もIpu Hekeをひとつ買うつもりだったので、Mr.Mのを買った。(後で沖縄からのおみやげももってこなきゃ)
“すご~い!Honuを見たら良い事あるかもねって言っていたのに、¥500,000もするPahu Drumもらっちゃった!!”しばらく興奮状態のPoliと私でした。
素晴らしいPahuありがとう、Mr.M!!


Pm3:00からはKumu Hula Meeting。Poliと二人で参加。厳しそうなJudgeの厳しいルールやマナーの注意の後、それぞれのハラウのクム達が自己紹介して散会。
Pm5:00に開場、5:30開演で、終ったのが11:00をとっくに過ぎていた。(さぁ~、明日は忙しくなるわよ)Ho'oponoponoをして、明日のスケジューリングをして、お休みなさ~い。
Kupuna達の踊りはどの踊りも人生をたくさん歩いてきた人達しかかもしだせない不思議な魅力があった。あ~夢見ちゃう。いい夢をね。

2014年 9月10日(木)
会場のステージ上のリハーサルがAm10:30~45(15分きざみなので、遅刻は許されない)なので、会場横の芝生の上でAm9:30には大会組は練習を始めていた。


リハーサルの管理の仕事を長年やっているAunty Honeyと久しぶりの再会のハグをして、Uncle Georgeの妹さんのAunty Bernieにもごあいさつ。
Am10:30からのリハーサルの席では写真家のRobertさんがまたまた我々のチームに貼りついて撮影をして下さった。
Pm5:00にはRoyal CourtにHo'okupu(貢ぎ物)を捧げる列に並んだ。


(出場者達は部屋で衣装に着がえ、Kokoをつけ、Leiを持って我々(Poliと私)の戻るのを待っている)
(大会応援チームは観客席に座っている)


Pm5:30、Ho'okupu Presentationsで私とPoliはMalu Ke Alaのchantをし、Ho'okupuをRoyal Courtの番人へ手渡す。我々のchantにこたえてRoyal Courtのチャンターもchantを返して下さる。この10年間我々はずっとこの儀式に参加している。


Ho'okupuを献上して、急いで出場チームの待つ部屋へ。
“きれい!!” 全員が薄化粧をし、Kokoをつけ、Leiを片手に待っていた。
皆を控え室に誘導し、出番を待つ。
Nā Kuiniもいるし、Lim FamilyのLornaとSunnyも控え室に入ってきた。Lornaの長女Wehi(彼女の1才のお誕生日にLimのお宅に招待された事がある)ちゃんが大きくなっているのに驚いた。お互いに再会を喜んだ。
いよいよ最終控え室まで進んだら急遽Musicianのラッセルの代わりに来たKumu Nani Lim Yap(Lornaのお姉さん)の御主人ED Yapが、皆のためにお祈りをしてくれた。(心あたたまる内容のお祈りだった)Mr.ED、ありがとう。


いつものように出場者の一人一人にハグをしてステージに送り出した。
音楽が始まる。私は皆の背中しか見えないが、皆が思いっきり笑顔で踊っているのがわかる。Poliも順調。落ち着いて歌っているし、演奏も悪くない。



お客様の大きな拍手で踊りの終ったことに気づいた。どうだったろう。控え室にいる皆を連れて部屋に戻り、応援組と一緒に食事をすることになっている。
(我々の出番が終ったら30分の休憩時間に入るので、今夜こそ全員で揃って食事をしようとそれぞれSubwayで買ったサンドイッチにパクつきながら、大会組の頑張りをねぎらう言葉をかけあった。
もう一度会場に戻り、ずべて終った我々はやっとゆっくりと他のチームの演舞を楽しむことが出来た。
27チームのフラがすべて終了し、結果を待つ間のステージでは昨年の優勝者達が踊った。さすが落ち着いたしっかりとした踊りだった。
その後、お決まりのKumu HulaとJudgesが踊らされるのだった。私とPoliは覚悟を決めステージに上り、クムフラやジャッジ達とハグをした。
今年は“Naho Paipai”と“Waikiki Hula”だった。
“Naho Paipai”の時は所狭しとばかりクムフラやジャッジが並んでいたのに、“Waikiki Hula”では、私、Poli、デラクルーズ兄弟(ジェームズとマイケル)だけになってしまったが、かまわず踊った。


その後は結果の発表である。この時間が一番イヤ!! ドキドキするし、もしかしてって変な期待をしているうちに、どんどん他のチームが勝って喚声をあげるし…。
残念ながら今年も入賞出来なかった。応援チームはくやしさで泣いていたが、私とPoliは泣かなかった。いつか賞をとった時にうれし涙を流すため…。
勝てなかったけど、大会チームは最後まで笑顔で踊り通す事が出来た!! よくがんばったね。応援チームにHa'aheo Kūのchantをさせられなくてごめんネ。
でも私は勝つまで、いや勝っても挑戦し続けるわよ!! Imua!!
Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota

to be continued...(つづく)



Hō'ikeカウントダウン2週間前のHālauレポート

恩赦ならぬ恩賞の時期!! マジックアワー始まる】

2014年 10月4日(土)

今週から、同じ踊りをするクラスがあれば、どこに行っても何回来ても良い、というマジックアワーが始まって、どのクラスも満杯だった。


Ho'oponoponoをするのにも、大きな人の輪が出来、普段会う事のない人達がともに踊り、会話し、“とても楽しい”と皆、口々に言っていたが、私とPoliは常に大きな声を出し続けなければならなかったので、週末の今日はノドの調子は悪いし、体はへとへとになっていたが、なぜか二人ともゴキゲンだった。
そう、ついに例のPahu Drumがハラウに昨日の夜届いたのであった。
それは芸術品のような美しさで、私の持っている3台のそれとは別物で、木の質感、皮の美しさ、彫りのなめらかさ、いずれをとっても素晴らしいものだった。
あまり嬉しくって、届けてくれた美香の前でお礼の意味も込め、PahuのCeremonyをした。
今年のHō'ikeでは10年以上前に習ってあたためていた“Ulei Pahu”をKāneが踊る事になっている。“あ~それでPahuが来たのだ”とその時直感した。
Kāneに“Ulei Pahu”と“Maikai”を、Wāhineに“Waipio Pāka'alana”を、そしてPoliにソロで“Kaulilua”を踊ってもらった。新しいPahuの音はHālauに妙に心地よく響いた。


皆様にはHō'ikeの際に、この芸術品とも言える美しいPahuをご披露しますので、ハラウ フラ カラカウアの第17回ホイケ、是非ともお越し下さい。心よりお待ち申しあげま~す。
そしてPahu Drumを作ってプレゼントしてくださったMr.Mに感謝の意を込め、ホイケにてハラウ フラ カラカウア全員でPuhuと一緒に記念撮影をして、その写真をMr.Mに送ろうと思ってます。



第17回Hō'ike のチケット発売中!!

The 17th Annual Hō'ike Hālau Hula Kalākaua

第17回 ハラウ フラ カラカウア ホイケ

2014年 10月 26日(日)
場所:かでな文化センター
入場料:3500円
開場:17:00
開演:18:00
お問い合わせ:
098-878-5654

プラザハウスの1Fインフォメーションにて、10月26日(日)にかでな文化センターで開催予定の第17回Hō'ikeのチケットを発売中です。

また、ハラウ フラ カラカウアの生徒からもチケットを購入できます。