沖縄ではお盆のことをシチグヮチ(7月)という。
旧暦の7月13日のウンケー(精霊むかえ)から始まって、まさに今日です、そして15日のウークィ(精霊おくり)で終わるのですが、ウンケー(お迎えの日)は夕方、門前にローソク(昔は松明だったそうな)をともし、それまでに仏壇を清め、位牌を浄め、お供え物をし、提灯にあかりをともします。(私の覚えている限り)お供え物はモチ、アゲドウフ、三枚肉、コンブ、ごぼう、かまぼこ。そしてミンスクーといって水を入れた容器(洗面器状の大きなアルマイトの容器)にサトウキビを細く切ったり、野菜のこま切れを浮かべたものがあって、それは仏壇の下に置かれていた。なんと、餓鬼などの悪霊に与えるものなのだそうだ。
精霊について悪霊もついてくるらしい。何しろこの3日間あの世とこの世には行き来できる道が現れるので、悪いものもいっぱい来るらしい。でも、それを大きな心で悪霊の分(ちっとも美味しそうではないヨ。水っぽいサトウキビや野菜ではネ。でも、きっと悪い事したから悪霊になっちゃったんだから、少しは反省しなさい!!という事かな?)も準備しちゃうんだから、人間(生きている人)って心が大きいなと思ったものでした。
さて、精霊のためのお供え物には萩の小枝で作ったお箸を添えておきます。(御先祖様がご馳走をいただけるように。)あ~だから私の家には萩が植えられていたのだと記憶をたどる。そしてサトウキビを立てておくのです。これは御先祖様があの世に帰るための杖なのだそうです。
ウークィ(精霊おくり)は15日の夜遅く(早くすると「サッサと帰ってしまえ」といわれているようで御先祖様は気を悪くするといいます。だから名残惜しそうに出来るだけ遅い時間)仏壇にお線香をあげた後、紙銭(ウチカビ=グソーのお金=あの世のお金、御先祖様におこづかいをもたせるのです)を焼いて、お供え物の一部とお線香の残りを入れたものを戸外の角において、手を合わせて精霊達を送ります。エイサーはあの世からの霊の集団とみなされ、ウークィの済んだ家々をまわり、酒肴の供応を受けて(御祝儀というかチップというか)念仏踊りを踊ります。
ご先祖様もチムドンドンしながら、エイサーを踊りながら、さとうきびの杖をついて帰っていくのでしょうネ・
皆様、御家族、御親戚集まって、楽しいお盆を!! Bonne Nuit!!
Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota
2014年 8月17日(日)
お盆が終わったら、キャッスル・サマーフェスタへ行こう!!
首里にあるホテル日航那覇グランドキャッスルの宴会場「首里の間」で行われます。
詳細はフライヤーー、または“キャッスル・サマーフェスタ特設ページ”を見てネ。
チケットを買うと特典は、
○和、中、洋食のシェフの人気メニューが食べ放題。
○当日のプール入場無料。
○お楽しみ抽選会でホテルの宿泊券やランチ、ディナー券等の商品が当たるかも。
○目玉はハラウ フラ カラカウアのショー(2部構成、1部は古典(Kahiko)約40分、2部は現代(Auana)約40分)
ご予約・お問合せは、
098-886-5464
☆お早めに!! 楽しいShowをお約束!!
第17回 Hō'ike のチケット発売中!!
また、ハラウ フラ カラカウアの生徒からもチケットを購入できます。
どうぞ、お早めにお求めください。