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8.31.2018

Nū Hou Hālau

【Pā‘ū Ceremoney】

2018年8月15日(水)・16日(木)

初心者クラスにいるOhana達の待望のPā‘ū Ceremoneyが2日間に渡って行われた。15日(水)にPā‘ū Ceremoneyにのぞんだのは、ヒトミさんとヨシエさん。
Pm7:30からのクラスが終って、Pm9:00クラスの皆が二人のために作ったLeiを持って、スタンバイ。

Ka Papa MaileによるMele Kaheaに誘導されて(左)ヨシエさん、ヒトミさんが神妙な面持ちで登場。私はこの瞬間が大好きだ。先輩達の透きとおるような声のOliにPā‘ūを授与される人達がいつもの表情とはうってかわって、緊張の面持ちに変わる。それも希望のある緊張だ。ピーンとはりつめた中におだやかさがある。なかなか言葉では言いあらわすのが難しいが・・・。やがてPoliのOli、そして私からMele KomoのOli、ヒトミさんからPoliと私にお礼のLei。

ヨシエさんからもPoliと私にお礼のLei。

ヒトミさんからはデンファーレ、ヨシエさんからはCarnationのLeiだった。二人はUncleとLakaにLeiをかけ、今後のHulaの精進を祈るのでした。

Pā‘ūをきて、にこやかに笑うお二人。おめでとう!!

クラスの皆も列を作って二人を祝う。

参加者全員で“おめでとう!!”

Lei以外にも、たくさんのプレゼントをもらったお二人。

お二人からいただいたLeiを身につけ、幸せなPoliと私も一緒に写真に収まることにした。それにしてもヨシエさんとヒトミさん、どうしてかがんでいるの??
いくら私とPoliが背が低いからといっても、かがみすぎ!!“あ〜スクワットの練習しているの??”

Ceremoneyの後はKa Papa Maileの皆がお二人を祝って、“Ano’ai”(古典フラ)を踊ってくれました。


ハワイ島ヒロの人達が、Kalakaua王をお迎えする時に踊られたという、祝いの踊りです。それもこの日、急に私が思い立ってMaile Girlsにお願いしたところ、練習なしに見事に踊ってくれました。

翌日16日はAm9:30からのクラスが終了してAm11:00より、ミサオさんとトモミさんのPā‘ū Ceremoneyが始った。PaePaeのKeolaを先頭にKa Papa HinanoのミキエさんとチハルさんがOliをして、二人をHālauに招き入れた。
(左)ミサオさん、トモミさん

PoliがOliで迎え入れる

ミサオさんからPoliと私にお礼のLei


トモミさんからPoliと私にお礼のLei


UncleとLakaにもお礼のLei

Pā‘ūの重みを感じるとともに嬉しさがこみ上げる

Pā‘ūを着たお二人!!おめでとう!!

クラスの皆もLeiをあげるため、あるいは祝辞を述べるため行列を作った

Leiに埋もれてしまった二人を囲んで、皆で“おめでとう!!”

(左)ミサオさんもトモミさんも目しか見えない。こんなにLeiに埋もれて幸せだよね〜。

私とPoliもいただいたLeiを身につけ、お二人と一緒に記念撮影!!

お二人のLeiがあまりに見事だったので、皆様にも見ていただこう。これはトモミさんのデンファーレLei。左は裏側、きれいにハートが出来ていて、右は真中にペタルを折りこんでいる。時間がかかったでしょうね!!

これはミサトさんからのLei。“見て”ペタルだけで作ってあって、しかもらせん状にねじってあるのがすごい!!見事なLei!!

今回のPā‘ū授与者4名から贈られたLei。皆とても上手にLei Makingが出来るようになって嬉しい。Pā‘ū Ceremoneyが終ったら、Uncleの写真にもKuahuにもたくさんのLeiがかけられ、Hālauが明るく美しくなる。なんて幸せなのだろう!!





“Ho’omaika’i e Hitomi, Yoshie, Misao me Tomomi, Imua!!”

 毎年、何回かPā‘ū Ceremoneyがあって、初心者クラスの人達がPā‘ūをもらい、そのうちクラスに配属されていく。Ceremoneyの度、初心者はLei Makingをするのでどんどん上達していく。Lei Makingの上手な先輩達やLei Makerタカコさんの指導で、どんどん上達していく。先輩達はCeremoneyの度、いろいろ習ったOliで後輩を祝わねばならないので、数が重なるごとにOliが上手になる。歌えば歌うほど上手になる。
Ceremoneyは単なる儀式ではなく、勉強の場だと私は思って続けている。贈る人、贈られる人、祝う人、祝われる人。皆ひとつになって思い合う心が、何とも素敵!!

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 Loa’a Ke ola i Hālau-a-ola.

Life is obtained in the House-of-life.
(One is happy, safe, well again. A plat on Ola
<life, health, healing, contentment and peace ofter a struggle.>)
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8.24.2018

Nū Hou Hālau

【遠く離れていても・・・】

NL(ネバーランド)の郵便箱には一年を通して、たくさんの愛の郵便物が届く。友人や離れているOhana達からの愛のメッセージのつまったポストカードや封筒だ!!今週も郵便箱を開けたら、このようなたくさんの愛がこぼれ落ちてきた。

●ミヤコさんは沖縄 → 東京 → ハワイの3地点を行き来している。彼女は書く事が大好きで、こまめにカードやお手紙を送って下さる。今週は日本 → ハワイ間だけでしか手に入らないJALの機内誌 “‘Eheu(翼)”を送って下さった。彼女はハワイに行く度、この機内誌を送って下さるので、最新のハワイ情報が知れて大助かりだ。もうあとひと月でハワイのKHF大会へ遠征する前に、今回の‘Eheuにはハワイ島の植物特集とあり、是非行って見たい植物園をマークする事が出来た。又彼女は昨年もそうだったように、我々がハワイへ遠征する時の通過点、東京でサプライズのお見送りをして下さる事も度々。

World Invitational Hula Festival(オアフ島ホノルル)の大会がニールブレイスデル会場で行われた時にも、御友人を引きつれ応援に駆けつけて下さった。彼女は沖縄に定住していた4年間を奥間から浦添にあったHālauまで週2回通い、ホイケの時には那覇市内のホテルへ宿泊するという事をしていた。

また偶然な事に、彼女が沖縄に滞在する際に頼りにしていた40年ものおつきあいをしていたというドクターが、私の実家の2Fに住まれていて、私の主治医でもあったドクターであった事がわかりびっくり。やはり縁のある方は同じ糸でつながっている事を痛感したしだい。

ミヤコさん又、ハワイへ出発する東京でお会い出来るといいですね。



●ハワイでのK.H.F大会へサポートに駆けつけてくれたり、Waikiki-ShellでのWorld Invitational Hula Festivalに一緒に出場したユミから、涼しそうな滝の絵ハガキが届いた。彼女はスペイン語、英語、日本語(読み書きも出来る)の3カ国語が話せる語学の達人。アメリカ人の御主人、娘さんの三人で家族旅行をしているとの事でKaua‘i島のWailuaの滝のPost-Cardを送ってくれたのだった。
“Kunihika Chantにも出てくるWailuaがこのPost-Cardによって、より鮮明にイメージ出来るようになったよ。ユミありがとう!!” 私もKaua‘i島を訪れたことがあるけれど、急ぎ足での旅だったので、次回はもっと時間をかけてみてくることにしようと、ユミのおかげで思えました。ユミ、今どこにいるのかこのブログを見たら、私に住所を教えて下さいネ。連絡待ってます。
ユミのPost-Cardには、“いつもHālauの事、Haumanaの事。そしてHula Sistersの事を想っています”と書いてあった。私達も同じ思い!!ユミ、絵ハガキありがとう!!元気にしていてネ!!




 ●MapuanaからLeiとBig Island CandiesのCookieとCoffeeが送られてきた。又、ハワイに行ってきたのだなぁと思えた。
PakalanaのLeiということで、見たこともない花のLeiを送ってきたのだった。ハワイ語辞典で“Pakalana”を調べたらこう書いてあった。Pakalana (The Chinese Violet = Telosma Cordata, which has yellow-green flowers) 本当に黄と緑のおりなす花びらが不思議な色合いの可憐なLeiだった。いつもMapuanaはハワイから珍しい植物で出来たLeiを持ってきてくれる。私は植物図鑑をめくってはみたものの、そのPakalanaを探す事は出来なかった。最初Pakalanaとは “ほうせん花”の意味で覚えていたのだが、それとは全く異なっていて、ほうせん花はPua Palakamaという事を調べているうちに知ったしだい。

MapuanaはUncle George師匠が元気で、私の家に寝泊りしながら、Hālauで教えていた頃に、直接Uncleのウクレレでお稽古していたOhanaだった。学生時代の一時期をハワイ島のヒロですごした彼女だったから、有名なあのUncle Georgeに沖縄のHālau Hula Kalākauaで出会えた事に、すこぶる感動していた。しかも年に5回以上。Mapuanaにとって、Uncle GeorgeはHulaの神様だった。(私にとってもそう!!)

そんなUncleが大好きだったMapuanaに仲程長治氏の撮ったPost-Card Setを送ったお礼に、彼女はこのような素敵なプレゼントを送ってきたのだった。LeiはOhanaの皆が見れるようにKuahuに飾り、Big Island CandiesのCookieはMapuanaが所属していたKa Papa Pikakeの皆と一緒にいただき、Coffeeは私だけがいただく事にしました。皆Mapuanaに会いたがってます!!たまには顔を出して!!Pikake一同待ってます!!
Mahalo nō e Mapuana!!




どんなに遠く離れていても、どんなに長い年月がたっても、Ohanaの皆は、私をそしてHālauを忘れないでいてくれる。それがどんなにありがたい事か。どんなに私を幸せにしてくれる事なのか!!これだけはお金を出しても買える事ではない。これが私の唯一の誇りだ!!

【今週のHālauでの出来事】

●Keikiクラスでは石垣に引っ越したアイナちゃんファミリーが、夏休みで帰ってきました。ひょっこりクラスに顔を出して、皆を大喜びさせてくれました。

アイナちゃんは皆にお菓子のお土産も持ってきてくれました。久々にあったアイナちゃんは、ちょっと背が高くなってました。皆と久々にあって、うれしそうなアイナちゃん。


妹ちゃんも大きくなって、レイナの娘ちゃんと遊んでました。

ユイコさんがまたまた冷いマンゴを持ってきたので、Keikiの皆はマンゴにかぶりついていました。

●久しぶりのカヨちゃんがKeikiクラスに、チョコケーキを焼いてもってきてくれました。カヨちゃんのお嬢さんは、まだおしゃべりをしないのですが、“クムの所に行く人!!”っていうと、“ハイ”と片手をあげます。あまりおもしろいので、何度もそう呼びかけては遊んでしまいます。コウちゃんもお友達にお菓子を持ってきましたよ!!(コウちゃんはN.ヨシエさんの息子さんで〜す。)



子供達に大人気のチョコレートケーキでした!!
ちなみにカヨちゃんもWorld Invitational Hula Festivalに出場した事のある、’ōlapaですよ!!

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                           Ho‘okāhi wai o ka like.

                                                All of one color.
                                 (All the same ; harmonious; in unity.)
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8.17.2018

Nū Hou Hālau

【もうひと月!!】

●ハワイ島コナで行なわれるKupuna Hula Festivalまで、もうひと月となった。今日はJTBによる旅程の説明会が行なわれた。大会出場組7名、応援組6名、私とPoli。(我々は出場者のための演奏を行うミュージシャンとして同行。ハワイ側からSeanとAaronと共に、皆が落ちついて堂々と楽しく踊れるように演奏します。もちろんVocalは、ハワイのファンも多いPoliだから心強いネ!!)


●2018年KHF出場チーム

これが普通の姿、ひょうきんチーム

●大会チームを応援するため、Ka Papa Hinanoが“ぞうり”を売って、その売上げをDonationする事になった。Ka Papa Hinanoを代表して、チハルさんとミキエさんが可愛いい“ぞうり”を60足も並べ始めた。


花のついた可愛いいぞうりが一足¥200、三足¥500という安さに、あっという間に売れてしまうのであった。


●こうして大会に出場するチームを応援して皆がいろいろな事を考え、実践してくれるHālauのOhana達に感謝するばかりです。
Mahalo nō e nā haumāna o Ka Papa Hinano!


【おやつですよ!!】

●マーちゃん東京土産。クミさんはオーストラリア土産!!


●エミさん、静岡のうなぎパイ。マコトさん沖縄のミミガージャーキー。(うなぎパイは夜のお菓子と書いてあり、ミミガージャーキー〜〜〜ヒェ〜〜〜!!)


●マリカさん、手作りクロワッサン60個焼いてきました。3クラス分充分にありましたよ〜!!

●Lanakilaがジミーでのショーに出演した時、店内で見かけたミントチョコケーキがあまりにおいしそうだったのでと、皆のために買ってきてくれたのでした!!おいしかったよ!!



●Ka Papa Pikakeの皆へとPualokeに移動したタミエさんから、“マンゴ”が届けられた。皆は“タミエさん、早く戻ってきてネ!!”と言ってましたよ!!



【人情ならぬ猫情】

昨日、ゴミを出そうと外に出たら変な声が聞こえた。
“オーン、オーン!!”何だろうと敷地内のあちこち、車の下までのぞいて見たが何もない。それでもしばらくすると、又どこか近くで声が聞こえる。声のする外の草むらの中をのぞいたら、その声の主がいた。近よってみると、最近チョビ君と仲良くつるんでいた子猫だった。近よって声をかけると、体はぐったりしているものの、“フーッ、フーッ近よるな!!”とうなった。
草むらの上でのたうちまわったかと思うと手足を投げだし、ぐったりとする。ハブにかまれたのなら、どこかがはれるはず。おそらく毒物を食べてしまったのかなぁ。病院につれていこうにもキバをむいて近よれない。どうしたものかなぁと思っていると、夕御飯の時間を察してチョビ君が、どこからかひょっこり帰ってきた。私はすぐさまチョビを呼んだ。“チョビ、お友達のミー(これは私が勝手につけた名前で、チョビ君にミーを紹介されて以来、ミーにも朝夕と庭に食事を置いてあげ、私の姿を見るとすぐに逃げ出すミーにも、“どうぞ召し上がれミー”と呼ぶようにしていた)の様子が変だよ。こっちにきて!!” チョビは私のいる所まできて、ミーを見てびっくりした様子でミーの側に近よると、猫語で“オイ、ミーどうした!!”と話しかけている。





ミーはそれに答えるではなく、うめき声をあげるだけだった。私はミーの顔の近くに水でうすめたミルクを置いてみたのだが、ミーは苦しい顔をしながらのけぞって、そのミルクの容器をひっくり返した。チョビは心配そうにミーの回りをウロウロとしている。




発見した時は夕方の6時頃だったが、もうすでに夜も9時を回っていたので、私には何もなすすべがなく、ひとまず家に入る事にし、チョビに夕御飯をあげようと声をかけたが、ミーの側を離れることはしなかった。



夜中、何度も外に出てはミーの様子と御飯も食べずにじっとミーを見守るチョビの様子を見に行ったが、ミーは相変らず苦しそうな声を発しながらもがき苦しんでいて、チョビはきりっと背を正して座り、ミーを見守っていた。


私はコットンに水を含ませ、ミーの口元で少しずつ水を飲ませようとしてみたが、ミーはそれも嫌がった。私がミーに関わるのを見て、いつもはクールなチョビが道に並んでかがんでいる私の腕に体をすり寄せてきて、“ありがとう”と言った。深夜3時になり私は家に入ったが、チョビは翌朝8時半までミーの側にいた。朝の日射しもかなりきびしいものになっていたので、私は相変らずじっとミーを見つめているチョビを抱きかかえて、御飯をあげようと家に入れたが、私の腕の中ですっかり疲れ果て眠ってしまっていたので、私のBedで寝かせてあげることにした。


昨日より一切食事もせず、直立不動でミーを見守ること11時間。チョビの体は毛皮を着ているせいもあるが、すっかり熱くなっていた。Bedの上で爆睡するチョビを見ていて、すっかりこの人情深い、いや猫情深いチョビの行動に感動してしまった。残念な事にミーは9時頃、息をひきとったので市の環境保全課に連絡をし、日射しを防ぐため箱をかぶせてあげた。空気が通るよう箱の一辺を開けて。


環境保全課の人達がミーを引きとりに来たのが、午後の2時半だった。“ミーさよなら。チョビは今眠っているから、私が代わりにさよならするネ”と、心の中でミーに話しかけた。

チョビはミーの死を知らずに眠りこけ、何と夕方の5時頃目をさました。チョビの寝ている間にミーを引きとってもらって、良かったと思っている。チョビが“ミーは元気になって、どこかに遊びに行っているんだろう”と思ってくれると思うから。

ところでチョビ君とは、只今お預かりしている猫なのです。私は忙しく家に居ないのでNLの庭で飼うことと、朝夕の2度食事をあげる事というだけの約束で、チョビとは今週末までのおつきあい。仲程長治監督の島猫映画でしか猫を知らなかった私に、チョビは“情”を教えてくれたのだった。
子供を虐待したり、殺したりする人間の親より、はるかに情け深いチョビ君に拍手。そして感動!!


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                         Moe  i ka moe kau a ho‘oilo.

           Asleep with the sleep that lasts through

                 summers and winters.
                                                          (Dead)
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