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11.25.2016

Nū Hou Hālau

MBDIS

2016年11月19日(土)
一週間のお稽古終りが土曜日、週で最も忙しい日でもあるので、私の手帳には MBDIS と書かれている。(Most Busy Day It's Saturday)コレは私の造語。

今朝も6時起床で長い一日に備え、スパムむすびをこしらえた。普段でもスローな私がお弁当作りをするのだから、ゆうに2時間はかかった。(一日外出しっぱなしなので、必ず洗い物をすませ、
Kitchenをぴかぴかにして出かけるようにしている。)
“あ~8時!!” あわててお風呂に飛び込んだのは良いが、自分でもびっくりするくらいの長風呂なのだ。我が家には“時間泥棒”がいて、私の時間を喰っているに違いない。AM9時30分からお稽古が始まるのに、9時20分過ぎに家を出た。
Alaka'iのPoliがちゃ~んとHālauを開け、時間通りにクラスがスタートできているから良いものの、とても私一人ではHālauをやっていけない。時にPoliが神様のようにみえる時がある。こんな時。

さておいしいスパムむすびのお供として、京都の友人が送ってくれた、だいこんのはんなり漬けをタッパーに入れて持っていったは良いものの、車の中はもとより、Hālauの皆から苦情殺到!! “ホントにごめんなさい!!” いや~くさかった!!
美しいものにはトゲがあり、時としておいしい物はクサイのだった。


12時30分のお稽古が終ったら、ヒデ子さんの息子さんが今夜の“Ahakuka”(学習会)のためのスクリーンを持ってきてくれ、鏡をシーツで隠してくれた。いつも協力して下さって感謝!! 私の作った“スパムむすび”をお二人(ヒデ子さんと息子さん)にもおすそわけ。スパムむすびとはんなり漬けでお昼をすますとお昼寝タイム。30分もするとミュージシャンの練習時間となった。

PM2時から5時までの3時間、歌いっぱなし、ウクレレ弾きっぱなしで、ホ~ントクタクタになる。(でも私の裏ワザ、土曜の朝にはKitchenに立って片手を腰にあて、ユンケルを飲む。長時間労働の日はこれに限るのです。なにしろ私の仕事は肉体労働だから。)音響機材を片付け “おつかれ様、また来週!!”といって解散する時、“あ~一週間がやっと終った” とほっとする。ところが今日は6時から“Paepae meeting”、7時からは“Ahakuka”(学習会)があるので、まだ帰れない。

Paepaeさん達がやってくるまでのちょっとの合間に、私とPoliはアイスクリーム屋さんに駆け込み、ワッフルコーンのダブルをほおばった。甘~いアイスクリームは、そろそろ集中力の欠けてきた脳をシャンとさせ、その糖分が疲れきってぼろ雑巾状態になっている体に活を入れてくれた。ラムレーズンとジャモカコーヒーのアイスクリームの味を思いっきり満喫しているうちにも、体の内からまたエネルギーが湧き出てくるのを感じた。さぁ~もうひと仕事!!



Ahakuka

今年のHawai'i tourでHonoluluにある大好きな店“Na Mea Hawai'i”でUncle George Na'opeのD.V.Dを見つけた。内容はHulaに関するトークショー。2005年に撮影されたもので、是非Ohana達に動くUncle、話すUncle、歌うUncleを見てもらいたいと思い、Ahakukaを催す事になった。
なにしろUncle GeorgeがHālauに来たのは2007年が最後で、それ以降、病の床に着いたから、新しいOhana達は写真でしかUncleを知らない。
Paepaeさん達と今日の打ち合わせをしているうち、三々五々とOhana達が集まってきた。

11.18.2016

Nū Hou Hālau

読書の秋、芸術の秋

11月の声を聞いたとたん、なぜだか空気感が秋なのだ。さわやかな空気と言ったら良いのか、沖縄の長~い夏のあのモワ~ッとした空気ではなく、空気清浄機から流れ出る空気のあの感じなのだ。
そんな中、待ちに待ったモモトの大城清太さん本がやっと届いた。しかも、編集長と東の魔女様がわざわざ届けて下さったのだ。清太さんのファンが多いHālauでは80冊もの注文があったのだった。


天描画家として今、県内で最も注目を集めている大城清太さんの事が、この本一冊を読めばわかるように作られている。さすがモモトの編集長と東の魔女様の完成度の高さのなせる技だ。清太さんの天描画を楽しみながら、彼の世界観をたっぷりと味わうことが出来る素晴らしい本になっている。装丁も立派で高級感がある。


清太本を買ったOhana達は、清太さんのおばあの言葉、ひとつひとつが胸にしみて泣けたと言っていた。
この本は心に迷いがある人には超おすすめ!! 迷えるあなたを導く言葉がひそんでいるから。


モモトが私を清太さんの対談相手に指名してくれたおかげで、素顔の元気な清太さんにお逢い出来、お友達の一人にしてもらったのも嬉しかった事!!
清太さんは画とはうらはらに、すご~く気さくでハワイでのサーフィン話に花が咲き、初めてお会いした方とは思えなかった。きっと前世での遊び仲間なのかも。

11.11.2016

Nū Hou Hālau

Happy Halloween

2016年10月31日(月)
秋なのです。可愛いトンボ!!


今日はHalloween、月曜日でラジオの日なのでコスプレでFM21へ。


その後、数々の予定をこのままでこなし、pm5:30 NLの我が家へ。
見て、今年の私のウィンドーディスプレーです。


怖いでしょう!!
先週より準備していた近所の子供達に配るお菓子の行列、まるでキャンディー工場。

11.04.2016

Nū Hou Hālau

A Chance meeting

2016年10月26日(水)
今日は師匠George Na'opeの7回目の命日。
昨夜のお稽古のときからHālauにはお線香を焚いた。そのお香は京都の仁和寺で手に入れた不思議なもの。普通の線香なのに、火をつけて燃えていくと、残った灰に仏様とお経の文字が浮かびあがるというもの。皆は珍しがって覗きこんでいた。



月曜日あたりから、なぜかアンクルジョージの事を話題にしたり、思い出したりするので、「あ~命日だ」と気づいた。

世の中には「偶然の出会い=a chance meeting」というのがあって、私とアンクルとはまさにそれであった。まったく見ず知らずの他人の家のおばあちゃんの家に連れて行かれるようにしていって、そこでアンクルを紹介され話をしているうち、彼の前でHulaを踊る事になり、(しかもこの出会いはハワイではなく、この沖縄での事)気がつくと彼の魔法にどっぷりかかってしまっていた。私はハワイへ足繁く通い(サーフィンの仕事をしていたのが都合よかった。)彼から一対一でのお稽古を思いっきり楽しんだ。

朝から晩までアンクルと一緒だった。彼の指示通り、朝の8時には彼の家のテラスでお稽古が始まるので、10分前に車でそこへ着き、ストレッチをしていると、コーヒー片手に煙草をくゆらせ、アンクルが出てくる。Honiをして、お稽古の始まり。Pahuを叩きながら、何やらChantするアンクル。「ハイ、やってごらん。」アンクルのまねをしてPahuを叩き、何やらアンクルの言っていたChantの真似をしてブツブツ言うと、アンクルのしかめっつらが一気にくずれ「お前はおかしいねェ~」と大笑いするのであった。
そのあと、ひとこと、ひとこと意味を説明しながら教えてくれた。でも、それは紙に書いて渡してくれるのではなく、すべて耳から習った。
お昼になると私のドライブで近くのモールに行き、アンクルはギトギトの肉を、私は野菜の弁当(?)を買い、煙草の吸えるテラス席でランチをした。なぜかって、アンクルは食べているより、煙草をくゆらしている時間が長かったから。
いろいろな話をしながらゆっくりと昼食が終わると、次は“お昼寝タイム”に入る。アンクルを家まで送り、やっと自分時間ができる。
夕方5時頃家を出て、アンクルの家で彼を乗せ、Keauhouのホテルまで連れてゆく。きらびやかに着飾ったアンクルはもう先程までの派手なおじいちゃまではなく、きらきら輝くスターに変身しているのだった。
そのホテルで彼はエンターテイメントの仕事をしているのだ。彼のステージは楽しかった。ミュージシャンと共にウクレレを手に演奏したり、歌ったり、ジョークをとばし、観客の心をぐっとつかみ、Pahuを打ち鳴らし、イプヘケを叩きながら、Kahikoの解説をする。
ダンサーはU'ilani(私が居候する家の娘)とPili(アンクルの養子)。二人とも中学生になったばかりのまだあどけない可愛いダンサーだったが、U'ilaniの優雅さは大人顔負けで、Piliちゃんのコケティッシュな踊りに観客は湧いた。私は毎晩、ただでこのショーを見る贅沢を堪能していた。

あ~なつかしい!! アンクルとの思い出を語ったら、何日かかるだろう。とにかく山のような想い出がぎっしり私の心の中に詰まっている。今日は一日ゆっくりアンクルの事を考えて過ごそう。

Ka Papa PikakeではKamomiが皆を代表して、素敵なLeiを作ってきてくれ、皆でアンクルのOliをしてくれた。